06 株価変動要因分析
銘柄:ファストリ(9983) 更新日:2026年5月20日 分析期間:過去1年間
主要ドライバー特定(統合判断)
第1ドライバー(最重要):
- 要因名: 決算・業績修正(四半期決算+上方修正)
- 推定寄与度: 上昇要因の約65%
- 現在の状態: 継続中(2026年8月期2Q累計で売上+14.8%・事業利益+28.3%、通期2度目上方修正済み)
- 今後の注目ポイント: 2026年7月公表予定の3Q(3〜5月)決算における海外ユニクロの利益率推移と通期ガイダンスの再修正有無(前期3Qは▲10%減益で急落実績あり)
ドライバー構成の変化: 2026年4月10日に+11.99%(1d)の大幅急騰(2Q決算・上方修正)。関税ショック(4月初旬の市場全体暴落)後の急反発で、マクロ・決算複合の上昇。
最頻トリガー: 決算・業績修正(過去1年の大幅上昇イベント7件中5件が決算・業績修正起因)
トリガー分類:
| カテゴリ | 件数 | 代表イベント |
|---|---|---|
| 決算・業績修正 | 5件 | 2026/04/10 +12.0%(2Q決算・上方修正)、2026/01/09 +10.7%(1Q決算・上方修正)、2025/10/10 +6.7%(本決算) |
| 配当・自社株買い | 1件 | 2026/04/10(配当640円・前期比+140円発表) |
| 受注・契約・提携 | 0件 | ─ |
| マクロ(金利・為替・指数) | 2件 | 2026/02/09 +6.9%(関税ショック後反発)、2025/10/06 +5.0%(市場反発) |
| 業界・規制動向 | 0件 | ─ |
| 記事なし(原因不明) | 2件 | 2025/07/23 +5.5%、2026/05/19 +4.9% |
▼ 主要上昇イベント(上位5件)| 最大: +12.0% [2026-04-10]
| 日付 | 騰落率(1日 / 5日) | 主因(D-7日前後のニュース) | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | +12.0% / +17.5% | 2026年8月期2Q決算(2026/04/09):事業利益+28.3%・通期上方修正(営業利益7,000億円)・配当640円へ大幅増額 | D2 |
| 2026-01-09 | +10.7% / +10.2% | 2026年8月期1Q決算(2026/01/08):事業利益+33.9%・通期上方修正(当期利益4,350→4,500億円)・配当増額 | D2 |
| 2026-02-09 | +6.9% / +12.8% | 関税ショック(1月下旬〜)後の市場反発。1月既存店+14.0%(2026/02/03公表)のポジティブモメンタム継続 | D2 |
| 2025-10-10 | +6.7% / +13.3% | 2025年8月期本決算(2025/10/09):純利益+16.4%・6期連続最高益・配当500円 | D2 |
| 2025-10-06 | +5.0% / +4.7% | 市場全体反発(記事なし、日経平均の回復局面での連動) | D1 |
▼ 主要下落イベント(上位5件)| 最大: -6.9% [2025-07-11]
| 日付 | 騰落率(1日 / 5日) | 主因(D-7日前後のニュース) | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2025-07-11 | -6.9% / -8.7% | 2025年8月期3Q決算(2025/07/10):最終利益▲10%減益。単独Q利益率が前年から低下 | D2 |
| 2025-11-17 | -5.3% / -8.1% | 秋物商品売れ行き不振・11月月次懸念(記事なし、原因不明) | D1 |
| 2025-09-19 | -4.5% / -4.7% | 円高進行局面での売り圧力(記事なし) | D1 |
| 2026-03-03 | -4.2% / -2.5% | 2月既存店+4.6%はポジティブだが市場全体安・関税リスク懸念が重石 | D2 |
| 2026-05-12 | -3.8% / -1.9% | 米国政策不透明感(記事なし、市場全体調整) | D1 |
▼ 株価上昇要因(合計100点)
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 決算・業績修正(業績)→ 保守的ガイダンスに対し毎期上方修正が続き、発表翌日に大幅高(過去1年で+10.7〜+12.0%急騰が2回) | 65点 継続中 | D2 |
| 月次売上速報(業績)→ 既存店前年比がプラスに転じた月は短期上昇トリガー(1月+14.0%、2月+4.6%) | 15点 継続中 | D2 |
| マクロ・日経平均上昇(マクロ)→ 時価総額・日経平均組入比率が高く市場全体上昇に連動 | 15点 一過性 | D1 |
| 配当増額・株主還元(需給)→ 毎期配当増額(FY2022:206円→FY2025:500円→FY2026予:640円)でインカム需要下支え | 5点 継続中 | D2 |
| 合計 | 100点 |
▼ 株価下落要因(合計100点)
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 業績下振れ(Q単独悪化)→ 3Q単独で利益率が前年比低下する局面では-6.9%急落実績あり。夏物・秋物不振リスク継続 | 35点 一過性 | D2 |
| マクロショック・関税(マクロ)→ 米国関税・日中摩擦で中国事業懸念と市場全体売りが複合発生 | 30点 継続中 | D1 |
| 円高進行(マクロ)→ 海外売上の円換算減少と輸入コスト上昇が同時発生 | 20点 一過性 | D1 |
| 高バリュエーション修正(需給)→ PER53.8倍・PBR9.94倍(D4)水準での利益確定・グロース株売り | 15点 継続中 | ※AI推定 |
| 合計 | 100点 |
出所:D1(prices.db signals)、D2(ir.db)、D3(news.db)、※AI推定含む。2026年5月20日現在。