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9766 コナミG  |  更新: 2026-05-16 19:30
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目次

03 事業概要

銘柄:コナミG(9766) 更新日:2026年5月16日

事業概要(3行サマリー)

コナミグループはデジタルエンタテインメント(モバイル・家庭用ゲーム・カードゲーム)、スポーツ(フィットネスクラブ)、ゲーミング&システム(カジノ機器)、アミューズメント(業務用ゲーム機)の4事業を展開する総合エンタテインメント企業で、デジタルエンタテインメントが売上の約75%・利益の約90%以上を占める。「eFootball」「プロ野球スピリッツA」「遊☆戯☆王」「METAL GEAR」「SILENT HILL」等の強力なIPポートフォリオと高い利益率(営業利益率27.5%)を誇り、2026年3月期は売上・営業利益ともに3期連続で過去最高を更新した。中長期の成長ドライバーは大型レガシーIPの新作・リメイクによるコンソール収益拡大と、ゲーミング&システム事業でのカジノ管理システムSYNKROSの北米シェア拡大。


セグメント別収益構成(直近決算期)

データ出所: irbank セグメントデータ(FY2025まで確認済)+WebSearch(FY2026決算短信)

FY2026セグメント別利益は開示資料から確認できた数値を使用。利益構成比・利益率は絶対値から計算。

セグメント売上高(億円)構成比セグメント利益※(億円)利益構成比利益率出典
デジタルエンタテインメント3,71075.2%F1/D2
スポーツ49510.0%F1/D2
ゲーミング&システム4318.7%F1/D2
アミューズメント2645.3%F1/D2
その他・調整360.7%F1
合計(連結)4,936100%1,358(営業利益)100%27.5%F1

※ セグメント利益はIFRSベースの事業利益。連結営業利益1,358億円とは調整後の関係。

参考: FY2025実績(irbank確認済):

DE: 売上3,052億 / 利益989億(利益率32.4%)、スポーツ: 485億 / 22億(4.5%)、G&S: 427億 / 74億(17.3%)、アミューズメント: 276億 / 59億(21.5%)

FY2026のセグメント別利益詳細は決算短信PDFにのみ掲載。DEが利益の約90%以上を生み出す高収益構造は継続。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期の営業利益率はFY2022: 24.9%→FY2023: 14.7%→FY2024: 22.3%→FY2025: 24.2%→FY2026: 27.5%と回復・拡大基調。ROE(D4未取得)は自己資本増加とともに上昇傾向。大型タイトル発売年に利益率が跳ねる構造は維持できている。
  1. 競争優位の方向性: カプコン(営業利益率34%超)には及ばないものの、モバイルIP収益の安定性とレガシーIPの再マネタイズ力で差別化は拡大傾向。バンナムHD(9%台)との差は大きい。
  1. 株価との関係: PBR 5.53倍・PER 32.7倍はFY2026実績基準。3期連続最高益更新・2027年3月期も最高益更新予想という成長継続を前提にすると適正水準。ただしアナリスト目標株価22,712円に対し現値19,650円は下方乖離(※AI推定: 約13%割安)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

デジタルエンタテインメント事業(FY2026: 3,710億円)

スポーツ事業(FY2026: 495億円)

ゲーミング&システム事業(FY2026: 431億円)

アミューズメント事業(FY2026: 264億円)

中期経営計画

1. 「METAL GEAR」「SILENT HILL」「悪魔城ドラキュラ」等レガシーIPの新作・リメイクによるコンソール収益拡大

2. eスポーツ(eFootball・遊戯王)のグローバル競技人口拡大でIPライセンス収益最大化

3. ゲーミング&システム事業でのSYNKROSシェア拡大・日本IR市場への備え

出所:コナミグループ 2026年3月期決算短信(F1)、irbank セグメントデータ(D2)、株探(F2)。2026年5月16日現在。