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9602 東宝  |  更新: 2026-05-16 13:33
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目次

03 事業概要

銘柄:東宝(9602) 更新日:2026年5月16日

事業概要(3行サマリー)

映画製作・配給・興行(東宝シネマズ)を中核に、演劇(宝塚歌劇・東宝ミュージカル)および都心商業不動産賃貸の三本柱で構成され、国内映画興収の約30〜40%を占める配給シェアNo.1を誇る総合エンタテインメント企業。ゴジラ・鬼滅の刃・名探偵コナンなど他社が模倣困難な強力IPポートフォリオを保有し、2026年2月期は「劇場版鬼滅の刃 無限城編」「国宝」等のメガヒットにより売上・営業利益ともに過去最高を更新した。中長期成長ドライバーは、アニメ・IP海外展開(中計目標:海外売上比率30%)および東宝スタジオ跡地(成城)の大規模複合施設再開発(2028年完成予定)。


セグメント別収益構成(直近決算期)

FY2025(2025年2月期)確定値(FY2026セグメント別詳細はirbank未更新のため前期値を掲載。連結合計はFY2026確定値)

セグメント売上高(億円)構成比営業利益(億円)利益構成比利益率出典
映画2,09366.8%50878.5%24.3%D1/irbank
演劇2297.3%416.3%17.9%D1/irbank
不動産79725.4%16826.0%21.1%D1/irbank
その他・調整140.4%△71D1/irbank
合計(連結)3,132100%647100%20.7%D4

FY2026(2026年2月期)連結合計確定値:営業収入3,607億円(+15.2%)、営業利益679億円(+5.0%)(F1: gamebiz/IR開示)

セグメント別FY2026詳細はirbank未更新。セグメント利益合計(前期比参考)vs. 連結679億の乖離は、本社費用・消去が除外されるIFRS構造によるもの(前期も同様の乖離あり)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期(FY2022〜FY2026)の営業利益率は17.2%→18.8%と上昇傾向。ROEはD4データ未取得だがPBR非開示のため推定困難。ただし純利益は296億→518億と倍近く拡大しており利益の質は向上中。
  2. 競争優位の方向性: 配給シェアNo.1と強力IPポートフォリオの組み合わせは拡大傾向。ゴジラIPのハリウッド展開・アニメ海外配信契約拡大が進行中であり、競合との差は中期的に拡大方向。
  3. 株価との関係: 現在PER21.5倍(D4)は過去最高益更新後の水準として適正〜やや割高。RSI28台のoversold状態(D1)で株価は1,317円まで調整しており、アナリスト目標株価1,562円(D4)と約18%乖離。利益率水準に対し現PERは中期成長を一定織り込んだ水準。※AI推定

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

映画事業(主力)

演劇事業

不動産事業

中期経営計画

地域別売上構成(概算)

地域構成比(概算)
日本約90%
海外(北米・アジア等)約10%

※海外比率は映画IP・アニメのライセンス・配信収入を含む推計。中計2028で30%が目標。※AI推定

出所:irbank セグメントデータ(D1/irbank)、prices.db fundamentals(D4)、東宝IR開示・決算説明資料(F1)。2026年5月16日現在。