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9201 JAL  |  更新: 2026-05-16 08:21
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03 事業概要

銘柄:JAL(9201) 更新日:2026年5月16日

事業概要(3行サマリー)

日本航空(JAL)は日本2大航空グループの一角として国内・国際旅客・貨物輸送を中核に、マイル/金融・コマース、LCC(ジェットスター等)を傘下に持つ総合航空グループ。2026年3月期連結では売上2兆125億円・純利益1,376億円と過去最高益を更新し、EBIT利益率は約10.8%(F1)。中期的にはLCC事業拡大(ZIPAIRを含む国際LCC強化)、マイル/デジタル金融収益の多角化、整備子会社の機能分社化などを通じた収益構造の変革が成長ドライバーとなっている。


セグメント別収益構成(直近決算期)

データ取得状況: irbank取得データ(2025/03期はフル、2026/03期は一部)。2026/03期のセグメント別利益は取得不可のため、2025/03期を直近参照値として使用する。

2025年3月期(FY2025)セグメント別売上収益(irbank取得):

セグメント売上高(億円)構成比前期比出典
フルサービスキャリア(FSC)14,000約73%+10.7%D2(irbank)
その他2,241約12%+12.3%D2(irbank)
LCC事業919約5%+32.5%D2(irbank)
マイル/金融・コマース1,318約7%+8.1%D2(irbank)
合計(連結)約19,100100%+11.5%D4

連結営業利益:1,686億円(利益率約8.8%)。セグメント別営業利益はirbank未開示(IFRS基準のため、セグメント利益の定義が連結営業利益と異なる)。

2026/03期(最新)概要(F1): 売上収益2兆125億円(前期比+9.1%)、EBIT2,180億円(+26%)、純利益1,376億円(+29%)。セグメント別内訳は2026/03期で一部未開示。


強み・弱み

1. 国内2強の寡占ポジション: ANA(9202)と合わせ国内航空市場の大半を占め、路線網・発着枠で高い参入障壁を持つ

2. 多角化した収益構造: マイルプログラム(JALマイレージバンク)・金融事業・LCCが純旅客依存を低下させ、2025/03期のLCCは+32.5%成長(irbank)

3. 2010年経営破綻後のコスト改革: 固定費削減・機材効率化により、2024/03期以降営業利益率8〜9%台を維持(D4)

1. 燃料費依存: 航空燃料費は総コストの30〜40%と推定(※AI推定)。原油価格・円安が直接収益を圧迫し、為替ヘッジでカバーできる割合に限界がある

2. 社債型種類株式による資本コスト増: 2026年4月に第1回社債型種類株式を発行決議(D2 2026-04-30)。配当相当コストが将来の純利益を圧迫する可能性

3. 国際線競争の激化: 中東・アジア系フルサービスキャリアやLCCとの価格競争で国際線マージンに上限圧力


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率はCOVID回復後(2023/03期4.7%→2024/03期8.5%→2025/03期9.1%)と上昇基調(D4)。2026/03期はEBIT利益率約10.8%(F1)と更に改善。ただし2027/03期会社予想では純利益▲20%(F1)と一時的な減益が見込まれており、社債型種類株式・資本コスト増が利益率の持続性にリスク要因となる。ROEは純利益水準から自己資本(2025/03期9,751億円:D4)比で約11%と試算(※AI推定)。
  1. 競争優位の方向性: LCC事業のZIPAIR(国際LCC)が成長し、国際線でのシェア維持を補完。マイル/金融事業は資産軽量型収益として差別化を強化中。ただし中東系・欧州系FSCとの国際線競争は激しく、ネットワーク格差は縮小傾向(※AI推定)。
  1. 株価との関係: PER10.2倍・PBR1.13倍(D4 2026-05-15)。2025/03期EPS実245.1円に対してPER10.2倍は航空セクターとして割安圏。アナリスト目標株価3,095円(D4)に対して現在株価2,550円は▲17%の乖離があり、現値は適正〜やや割安と評価できる(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

セグメント内訳

フルサービスキャリア(FSC)事業:

LCC事業:

マイル/金融・コマース事業:

その他:

2026年4月の主要コーポレートアクション(D2)

出所:JAL決算プレスリリース(F1)、irbank セグメントデータ(D2)、prices.db fundamentals(D4)。2026年5月16日現在。