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9107 川崎汽  |  更新: 2026-05-16 08:11
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04 業績分析

銘柄:川崎汽船(9107) 更新日:2026年5月16日 直近決算:2026年3月期(本決算)

業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: 2026/3期は減収減益(売上+9.4%→営業利益-18.2%)。ONE経由のコンテナ事業が大幅減益となり全体を押し下げ。2027/3期ガイダンスも売上ほぼ横ばい・純利益-28.6%と弱気、コンテナ市況悪化を織り込んでいる。
  2. 質の評価: 純利益3,054億円(2025/3期)は一時的な持分法利益(ONE)依存が強く、連結営業利益1,029億円との乖離が大きい。自社事業単体の収益力は限定的。2026/3期の純利益1,329億円は前期比-56.5%と大幅減で、ON景E正常化の影響が顕在化。
  3. アナリスト乖離: アナリスト目標株価3,657円(D4)に対して現在株価2,522円(乖離+45%)は大きなポジティブ乖離。ただしコンセンサスは「中立」。EPS予想349円は全期間同値のため更新未反映(D4/[WARN])。

過去5期 業績推移

指標FY2021/3FY2022/3FY2023/3FY2024/3FY2025/3(直近)出典
売上高(億円)7,5709,4269,57910,479D4
前年比+24.5%+1.6%+9.4%D4
営業利益(億円)1777898421,029D4
営業利益率2.3%8.4%8.8%9.8%D4
純利益(億円)6,4246,9491,0203,054D4
EPS(円)765.3857.0141.4460.1D4
ROED4
配当(円)1206613383100D4

FY2022/3・FY2023/3の純利益がONEのコンテナバブルによる持分法利益急増で突出。FY2024/3はONE正常化で大幅減益。FY2025/3はONE再好調(2,943億円のセグメント経常利益)で回復。


業績見通し

D4のEPS予想が全5期間同値(349円)のため参考値として扱い、以下は会社公式ガイダンス(F1)・アナリスト情報(D4)を利用。

来期会社予想(FY2027/3)アナリスト予想乖離
売上高1兆200億円(+0.2%)
営業利益830億円(-1.4%)
純利益950億円(-28.6%)
EPS─(参考値: 349円は未更新)
配当120円(維持)

来期ガイダンス(2027/3期)は2026年5月8日本決算発表時に開示済み。純利益950億円・配当120円予想。コンテナ運賃の軟化継続を前提とした保守的な見通し。(F1)


▼ 直近Q詳細 / セグメント別業績 / ガイダンス達成率

セグメント別業績推移(売上高・経常利益)

製品物流売上ドライバルク売上エネルギー資源売上製品物流経常ドライバルク経常エネルギー資源経常
2022/33,802億2,765億897億6,408億237億47.7億
2023/35,198億3,123億1,002億6,699億191億90.6億
2024/35,487億2,935億1,057億1,286億35.9億75.1億
2025/36,129億3,224億1,019億2,943億136億49.9億

製品物流経常利益は主にONE持分法利益。2023/3→2024/3で-80.8%の急落後、2025/3で+128.8%に回復。

ガイダンス達成率(参考)

出所:D4(prices.db fundamentals)、F1(川崎汽船決算短信2026年5月8日)。2026年5月16日現在。