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9022 JR東海  |  更新: 2026-05-16 06:51
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04 業績分析

銘柄:JR東海(9022) 更新日:2026年5月16日 直近決算:2026年3月期(FY2026)

業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: FY2026(2026年3月期)は大阪・関西万博の旅客特需・インバウンド需要増加により売上高2兆62億円(前期比+9.5%)・営業利益8,302億円(+18.1%)・純利益5,529億円(+20.6%)と全利益項目で過去最高を更新。ただしFY2027は万博特需の反動で純利益19%減の会社予想を発表しており、短期モメンタムは下方転換。
  1. 質の評価: 新幹線旅客収入を主体とする営業CF型の収益構造で、一時益依存ではない。ただしリニア建設のための大規模投資CF(固定資産増加額: 運輸業4,593億/FY2025)が継続しており、FCFは圧縮傾向にある。
  1. アナリスト乖離: アナリストコンセンサスは「買い」、目標株価4,479円(D4)に対し現在株価3,634円(乖離率+23%)。FY2027の会社予想は市場予想を下回ったとの報道あり(日経)。

過去5期 業績推移

指標FY2022FY2023FY2024FY2025FY2026(直近)出典
売上高(億円)9,35114,00317,10418,31820,062D4/F1
前年比+49.7%+22.1%+7.1%+9.5%D4/F1
営業利益(億円)173,7456,0747,0288,302D4/F1
営業利益率0.2%26.7%35.5%38.4%41.4%D4/F1
純利益(億円)▲5192,1943,8444,5845,529D4/F1
EPS(円)▲52.8223.0390.7465.9D4/F1
ROED4
配当(円)2627293132(推定)D4/F1

※ FY2022:コロナ禍の旅客急減で営業利益ほぼゼロ、純利益赤字。FY2023以降、旅客回復で急回復。

※ FY2026 EPS・ROEはD4未反映。D4のEPS予想欄は全期間425円と同値([WARN])のため参考値扱い。

※ FY2026の売上・営業利益・純利益はWebSearch(F1)取得値。配当32円は※AI推定(期末16円×2の想定)。


業績見通し(FY2027・2027年3月期)

来期会社予想アナリスト予想乖離
売上高19,930億円(▲0.7%)
営業利益7,020億円(▲15.4%)ネガ乖離(会社予想が市場予想下回る)
純利益4,470億円(▲19.1%)
EPS

来期業績下振れの主因: ①大阪・関西万博(2025年4月〜10月)特需の反動消滅、②米関税・景気減速によるビジネス旅客への影響懸念、③リニア建設費用の継続計上。

アナリスト目標株価: 4,479円(D4)、コンセンサス「買い」。


▼ 直近Q詳細 / セグメント別業績 / CF推移 / ガイダンス達成率

四半期トレンド(FY2026)

四半期主な動向
Q1(2025年4〜6月)過去最高水準の新幹線利用継続
Q2(2025年7〜9月)中間期で各利益が過去最高
Q3(2025年10〜12月)第3Q決算で業績予想引き上げ(+7.21%急騰: 2026-02-03)
Q4(2026年1〜3月)万博効果ピーク、通期過去最高

セグメント別業績(FY2025実績・irbank)

セグメント売上高営業利益利益率
運輸業14,886億6,497億43.6%
流通業1,632億156億9.6%
不動産業518億229億44.1%
その他1,263億156億12.3%

ガイダンス達成率(直近3期傾向)

傾向
FY2024保守的(実績が予想超過)
FY2025保守的(インバウンド・万博効果で上振れ)
FY2026保守的(Q3時点で予想引き上げ → 最終で過去最高)

会社は一貫して保守的なガイダンスを出す傾向が強い。FY2027予想も実績では上振れの可能性を含む。

出所:D4(prices.db fundamentals)、F1(WebSearch: 日経・観光経済新聞2026年5月)、D2(irbank)。2026年5月16日現在。