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8795 T&D  |  更新: 2026-05-20 03:22
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目次

03 事業概要

銘柄:T&Dホールディングス(8795) 更新日:2026年5月20日


事業概要(3行サマリー)

T&Dホールディングスは、太陽生命(家庭マーケット・訪問販売)・大同生命(中小企業マーケット・税理士チャネル)・T&Dフィナンシャル生命(乗合代理店・貯蓄性商品)の3生保子会社を擁する国内生保持株会社で、東証プライム上場の中堅生保グループである(D4/F2)。独自の強みは3子会社が重複しない専門マーケットを持つチャネル分断戦略で、特に大同生命の中小企業向け企業保険(税理士・中小企業団体ネットワーク)は国内同業他社が容易に模倣できない参入障壁を形成しており、高い継続率・利益率を維持している(F2)。中長期の成長ドライバーは2026年4月策定の「Try & Discover 2030」5ヶ年グループ長期ビジョンで掲げる2030年度グループ修正利益2,000億円超であり、保障性商品の伸長・資産運用収益の拡大・資本効率改善を三本柱とする(D2)。


セグメント別収益構成(直近決算期)

直近 FY2026(2026年3月期)。生保業はセグメント別に経常収益(保険料等収入)が主要収益指標。2026年3月期の詳細セグメント別数値はirbank未反映のため、FY2025(2025年3月期)の確認済みデータを使用する。

※ セグメント利益はifrs基準ではなく各社経常利益ベース。連結グループ合算と定義が異なるため脚注に明記。

セグメント経常収益(概算)構成比経常利益(概算)利益率出典
太陽生命保険1兆7,100億円約36%795億円4.6%D2(irbank FY2025)
大同生命保険1兆1,500億円約24%1,136億円9.9%D2(irbank FY2025)
T&Dフィナンシャル生命9,600億円約20%78億円0.8%D2(irbank FY2025)
T&Dユナイテッドキャピタル151億円(資産規模)▲20億円D2(irbank FY2025)
その他・消去827億円D2(irbank FY2025)
合計(連結 FY2025)約2兆3,382億円100%(連結経常利益1,711億円)7.3%D4

※ セグメント合計と連結経常利益の乖離が大きい。これは各社の利益基準(各社経常利益)と連結消去・本社費用控除後の連結経常利益(1,711億円)では定義が異なるため(D2 [WARN])。

FY2026(2026年3月期)の「その他」経常利益は1,606億円(+94.2%)に急拡大しており(D2)、T&DFLを中心とした保険料急増が全体を牽引した可能性が高い(※AI推定)。

大同生命の利益率(9.9%)が他セグメントより顕著に高い。これは中小企業向け企業保険の解約率の低さと税理士チャネルの販売コスト効率によるもの(※AI推定)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: FY2026は経常利益+29.5%・当期利益+9.9%と2期連続改善。日銀利上げサイクルが続く限り運用収益改善が続く構造。ただしT&DFLの貯蓄性商品依存度が高まっており、金利政策反転時の脆弱性は増している(D4/D2)。
  1. 競争優位の方向性: 大同生命の中小企業チャネルは競合との差が維持・拡大中。T&DFLの乗合代理店チャネルは競合大手も積極参入しており、優位性は縮小する可能性がある(F2/※AI推定)。
  1. 株価との関係: 現在PBR約1.55倍・PER約16.8倍(D4)。ROE推定9.7%(純利益1,390億円÷純資産13,011億円)と金融業としては適正水準。アナリスト目標株価3,807円(D4)に対して現在株価4,151円(D4)はアナリスト目標を上回る水準で、短期的な上昇期待を既に織り込んでいる(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・長期ビジョン(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

地域別: 国内生保事業が中心。海外収益は投資子会社の海外PE投資等が一部あるが詳細比率は取得不可(─)。

長期ビジョン「Try & Discover 2030」(2026年4月策定)

出所:T&Dホールディングス決算短信・IR資料(D2/F2)、prices.db fundamentals(D4)、irbank(D2)。2026年5月20日現在。