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8630 SOMPO  |  更新: 2026-05-20 03:10
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03 事業概要

銘柄:SOMPO(8630) 更新日:2026年5月20日

⚠️ 事業モデル変化あり: 2026年2月Aspen Insurance Holdings買収完了(海外保険事業の規模拡大)、農業総合研究所への公開買付完了(SompoLight Vortex経由、2026年2月)


事業概要(3行サマリー)

SOMPOホールディングスは損害保険ジャパン(国内損保シェア約25%)を中核に、海外保険(Aspen統合後さらに拡大)・国内生命保険・介護・デジタル事業を展開するメガ損保グループである(D4)。国内損保では自動車保険料率改定効果が継続し、2025年3月期の連結純利益は2,431億円(EPS 250.9円、配当132円)で前期反動減ながら構造改善が進んでいる(D4)。中長期の成長ドライバーは2026年2月完了のAspen買収による再保険・商業保険ポートフォリオの厚み、SompoLight Vortexを通じた農業DXエコシステム、および政策株売却益50%追加還元方針による自己資本効率の継続的改善である(D2)。


セグメント別収益構成(直近決算期:2025年3月期)

セグメント経常収益(億円)セグメント利益(億円)利益構成比出典
海外保険事業1,77860.2%D4セグメント
国内損害保険事業58319.7%D4セグメント
国内生命保険事業29910.1%D4セグメント
介護事業531.8%D4セグメント
その他▲276(赤字)D4セグメント
合計(連結調整後)54,5383,483(連結営業利益)100%D4

※セグメント利益はIFRS当期利益ベース。セグメント合計(2,437億円)と連結営業利益(3,483億円)は定義が異なる(IFRS構造上の本社費用・消去が除外されている)。

※2025年3月期のセグメント利益は前期(2024/3: 海外2,604億・国内損保1,925億・生命757億)から大幅に落ち込んでいる。これは2024/3期に損保ジャパンの政策株売却益等の大規模一時益が集中した反動による(D4)。

セグメント間利益率差異のメカニズム: 海外保険(Aspen・Sompo International)は商業保険・再保険主体で高付加価値商品が中心。自動車保険料率改定効果が継続する国内損保に対し、介護・その他は人件費上昇・統合コストが利益率を圧迫している。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

持続可能性: 2025年3月期純利益2,431億円(EPS 250.9円)は前期(4,161億円)の反動減だが、自動車保険料率改定効果・Aspen統合による海外収益拡大が構造的改善を下支えしている。2026年3月期通期決算(2026年5月20日発表予定)での最高益更新を確認できれば、ROE13〜15%の中計目標に対して持続可能性が高まる(D4)。

競争優位の方向性: 東京海上HDが純利益で先行するが、SOMPOは介護×保険のエコシステムおよびAspen統合後の再保険ポートフォリオを独自軸として差別化。利益率格差よりも「ビジネスモデルの多様化」で対抗する戦略(D4)。

株価との関係: 2026年5月19日終値6,435円、PBR約1.37倍・PER約23.6倍(D1)。アナリスト目標株価5,273円(D1、2026年5月15日時点)に対し株価が大幅上回っており、やや割高水準に見えるが、2026年3月期通期最高益確定(純利益3,350億円予想)を反映した評価への移行過程と考えられる(D4/※AI推定)。


▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別):

地域別売上構成(目安):

地域保険収益比率出典
国内約65〜70%※AI推定
海外(Aspen含む)約30〜35%※AI推定

Aspen買収後は海外比率が上昇する見込み(D2)。

中期経営計画(2024〜2026年度):

出所:prices.db fundamentals(D4)、ir.db(D2)、irbank セグメントデータ(D4セグメント)。2026年5月20日現在。