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8354 ふくおかFG  |  更新: 2026-05-17 08:29
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03 事業概要

銘柄:ふくおかフィナンシャルグループ(8354) 更新日:2026年5月17日

事業概要(3行サマリー)

ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行を中核とする九州最大の地銀グループであり、総資産・預貸金残高ともに地銀上位クラスの規模を誇る。九州全域の法人・個人顧客基盤に加えアジア(韓国・中国・ベトナム等)への海外拠点網を持ち、デジタル専業銀行「みんなの銀行」も運営する地銀グループとしては異例の先進的展開が独自強みである。日銀金利正常化を背景とした貸出金利回り上昇・資金利益拡大を主エンジンに2026年3月期まで3期連続最高益を更新しており、ROE10%以上を目指す長期戦略のもと持続的増益を志向している。


セグメント別収益構成(直近決算期)

単一セグメント(銀行持株会社として銀行・金融業を一体運営)。独立した事業セグメント別開示なし。

子銀行別概要(参考)

子銀行主要エリア位置づけ
福岡銀行福岡県全域、東京・大阪コア銀行・最大規模
十八親和銀行長崎県・佐賀県長崎県最大規模
熊本銀行熊本県・鹿児島県熊本県主力
FFG証券グループ内証券・資産運用
みんなの銀行全国(デジタル)デジタル専業銀行

連結業績(2026年3月期 通期実績・2026-05-13開示)

指標金額前期比
経常収益6,211億円+36.3%
経常利益1,206億円+16.4%
純利益854億円+18.4%
年間配当180円+45円

出所:ふくおかFG 2026年3月期決算短信(2026年5月13日開示)F1


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 純利益はFY2022の541億→FY2026の854億へ5期で大幅改善。日銀金利正常化は構造的トレンドであり、貸出金利回り上昇の恩恵は少なくとも2〜3年継続する見込みが高い。ROEは約8〜9%水準にあり、長期目標10%に向け上昇軌道を維持している。
  2. 競争優位の方向性: 金利環境の改善は地銀全体に追い風だが、FFGは九州最大規模・TSMC波及効果・アジア展開という固有の優位性を持ち、競合地銀(九州FG、西日本シティ銀等)との差は拡大方向にある。
  3. 株価との関係: 現在PBR 1.34倍・PER 16.3倍は、純利益3期連続最高益更新と配当利回り2.04%(180円)を考慮すると概ね適正〜やや割安(※AI推定)。アナリスト目標株価7,429円に対し現株価6,612円で▲11%のディスカウントが残っており、上値余地は十分。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要収益源

地域別売上構成(概算・※AI推定)

地域比率
九州(福岡・長崎・熊本中心)約85%
首都圏・関西(法人向け)約10%
海外(アジア)約5%

中期経営計画(第8次、2025〜2027年度)

出所:ふくおかFG 2026年3月期決算短信(F1)、株探(F2)、第8次中期経営計画(F1)。2026年5月17日現在。