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8058 三菱商  |  更新: 2026-05-15 03:07
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目次

03 事業概要

銘柄:三菱商事(8058) 更新日:2026年5月15日

事業概要(3行サマリー)

三菱商事は天然ガス・金属資源からコンシューマーまで多産業に展開する日本最大規模の総合商社であり、LNG権益(サハリン2・豪州等)・銅鉱山(カセロネス)・ローソン(KDDI共同支配)を中核に時価総額2.2兆円のポートフォリオを運営する。2026年3月期に1.2兆円規模の米国シェールガス買収を完了し天然ガスバリューチェーンを大幅拡張した点が直近の最大差別化要因であり、エネルギー安保需要の高まりで権益価値が急上昇している。経営戦略2027(2025年4月策定)では「Enhance・Reshape・Create」の3軸で2027年度連結純利益1.2兆円を目標とし、FY2027ガイダンス1.1兆円(+37.4%)がその道筋を示す。


セグメント別収益構成(直近決算期)

2025年3月期(FY2025)実績。利益はIFRS当期利益ベース(持分法投資損益含む)。

2026年3月期は純利益8,005億(-15.8%)が公表済み(FY2026セグメント詳細は未取得)。

セグメント売上総利益(億円)総利益構成比セグメント利益※(億円)利益構成比出典
食品産業2,80015.3%9249.6%D2
電力ソリューション1,7599.6%-156-1.6%D2
金属資源1,93910.6%2,27823.7%D2
社会インフラ1,4197.7%3984.1%D2
地球環境エネルギー1,1426.2%1,98620.7%D2
モビリティ1,5408.4%1,12411.7%D2
マテリアルソリューション2,29112.5%6837.1%D2
S.L.C.(コンシューマー・金融等)5,38529.4%1,85019.3%D2
その他780.4%5125.3%D2
セグメント計18,353100%9,599100%
合計(連結・消去後)9,507D4

※IFRS当期利益ベース(持分法投資損益含む)。連結営業利益3,711億とは定義が異なる。

S.L.C.のFY2025高利益(1,850億)はローソンのKDDI共同支配移行(2024年8月)に伴う再評価益を含む一時要因。FY2026は同反動で大幅減の見込み。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: ROEはFY2023ピーク14.6%からFY2025 10.1%へ低下傾向。FY2026 EPS 210.9円・純利益8,005億は一時益反動の影響が大きく、FY2027ガイダンス1.1兆円達成時にROEが10%台に回復するかが焦点。
  2. 競争優位の方向性: エネルギー安保・LNG代替需要の高まりで天然ガス権益の競争優位は拡大中。一方、非資源強化(ファミマ×デジタル)で独走する伊藤忠との差は構造的に縮まっている。
  3. 株価との関係: PER 27.7x(FY2026 EPS210.9基準)・PBR 2.31xは商社株として割高水準。FY2027ガイダンスEPS約290円ベースの前向きPERは約20xへ低下するが、アナリスト目標株価4,724円(2026-05-08)を株価5,882円が25%上回っており、割高感あり(※AI推定含む)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要セグメント内訳:

地域別売上構成(概算・FY2025):

地域構成比(概算)
日本約45%
アジア(東南アジア・中国)約20%
北米約15%
欧州約10%
その他(中東・豪州・アフリカ)約10%

※AI推定。三菱商事統合報告書2025に基づく概算比率。

中期経営計画(経営戦略2027):

出所:D2(ir.db irbank segment)、D4(prices.db fundamentals)、F1(WebSearch 2026-05-15取得)。2026年5月15日現在。