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7974 任天堂  |  更新: 2026-06-22 23:45
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目次

7974 - 任天堂

作成日: 2026年06月22日


目次


① 株価指標・テクニカル

01 株価指標・テクニカル

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年6月22日

株価チャート(1年)

chart

マクロ環境

更新: 2026-06-19

指標前日比前日比%1M騰落MA25乖離
日経平均71,169.04+115.5+0.16%+17.54%+8.28%
TOPIX4,068.18+54.9+1.37%+6.32%+3.91%
S&P5007,500.58+80.5+1.08%+1.32%+0.38%
USD/JPY161.18-0.16-0.10%+1.31%+0.83%
米10年債利回り4.45%-0.036-0.80%-3.72%-1.31%
金先物4,160.30-63.2-1.50%-8.62%-5.50%
全指標・テクニカル詳細(クリックで展開)
カテゴリ指標前日比前日比%1W1M3MRSIMA25乖離MA200乖離MACD
日本株日経平均71,169.04+115.5+0.16%+7.80%+17.54%+33.34%71 (過熱)+8.28%+32.84%+
日本株TOPIX4,068.18+54.9+1.37%+6.21%+6.32%+9.44%65+3.91%+15.39%+
先物CME日経先物71,510.00-400.0-0.56%+6.20%+17.36%+35.22%68+7.84%+30.13%+
米国株NYダウ51,564.70+72.1+0.14%+1.41%+3.78%+11.55%59+1.65%+7.08%+
米国株S&P5007,500.58+80.5+1.08%+1.44%+1.32%+13.22%55+0.38%+8.66%-
米国株NASDAQ26,517.93+496.3+1.91%+2.74%+1.64%+19.71%56+0.66%+12.70%-
欧州株FTSE10010,399.70-108.9-1.04%+0.93%+2.26%-0.04%51+0.28%+3.83%+
欧州株DAX25,026.80+92.1+0.37%+3.38%+2.96%+6.49%58+1.02%+3.42%-
アジア株上海総合4,090.48-17.6-0.43%+2.60%-0.99%+0.68%52+0.24%+2.41%+
アジア株ハンセン23,924.81-387.3-1.59%-1.34%-6.82%-8.07%33-4.92%-7.96%-
為替EUR/JPY184.66-0.23-0.13%-0.38%-0.22%+0.71%44-0.32%+1.19%-
為替GBP/JPY212.83-0.23-0.11%-0.91%-0.15%+0.28%40-0.67%+1.51%-
為替USD/JPY161.18-0.16-0.10%+0.66%+1.31%+1.44%69+0.83%+3.08%+
債券米5年債利回り4.22%+0.012+0.28%+0.84%-1.29%+9.40%55+0.41%+10.90%-
債券日本国債ETF2,027.00-6.00-0.30%+0.35%+2.27%-2.74%51+0.58%-3.48%+
債券米10年債利回り4.45%-0.036-0.80%-0.27%-3.72%+4.51%47-1.31%+5.69%-
債券米30年債利回り4.90%-0.074-1.49%-1.01%-4.78%+0.41%39-2.49%+1.71%-
コモディティBrent原油80.30+0.92+1.16%-8.05%-27.25%-26.09%28 (冷却)-13.37%+0.71%-
コモディティWTI原油76.41+0.82+1.08%-9.98%-26.21%-20.52%28 (冷却)-14.46%+1.78%-
コモディティ金先物4,160.30-63.2-1.50%-1.30%-8.62%-9.57%36-5.50%-7.29%-
株価概況
項目出典
現在株価(終値)7,054円D1(2026-06-19)
前日比-112.0円D1
前日比%-1.56%D1
移動平均25日7,262円D1
移動平均75日8,134円D1
移動平均200日10,437円D1
ボリンジャーバンド上限7,652円D1
ボリンジャーバンド下限6,871円D1
ボリンジャーバンド位置-1.06D1
RSI(14)41.9D1
PER20.7倍D1
PBR3.01倍D1
ROE10.2%D1
配当利回り1.70%D1
EPS(予想)340.33円D1
空売り比率0.53%D3(2026-05-22)
アナリスト目標株価10,524円(現在比 +49.2%)D2(2026-05-22)
アナリストコンセンサス買いD2
1M騰落-6.2%D1
3M騰落-31.0%D1
6M騰落-42.7%D1
モメンタムスコア0.9 / 10D1
テクニカルスコア3.9 / 10D1
ゴールデンクロス(直近30日)D1
デッドクロス(直近30日)D1
移動平均200日比較D1

RSI(14): 30以下=売られ過ぎ、70以上=買われ過ぎ

BBσ(ボリンジャーバンドσ位置): 0=MA中心、±2=バンド境界、バンド外も表現。+1.2σ以上で高位

モメンタムスコア / テクニカルスコア: 各種シグナルを0〜10点で評価。モメンタム=騰落率ベース、テクニカル=移動平均・RSI・ボリンジャーバンドベース

ゴールデンクロス / デッドクロス: 移動平均25日が移動平均75日を上抜け/下抜けた直近30日以内の日付(なければ ─)

空売り比率: karauri.net 最新週次データ

② ニュース影響分析

02 ニュース影響分析

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年4月2日

参照レポート: 20260402-0800.md


現在株価: 9005円(2026-04-01)| 前日比: +2.6%

本日の予測サマリー

方向期待変動ステップ起点ニュース根拠
第3部下落-4.0%米USPTO 特許全26クレーム却下パルワールド訴訟弱体化。知的財産保護戦略の見直し必要。本日未反応

直近予測傾向(当日含む10件): 上昇 3回 / 下落 7回 → 弱気継続 | 方向的中率: 2/9件(9件中)


過去予測履歴(直近10件)

日時レポート方向期待変動実績(5日)的中起点ニュース
2026-03-25 17:0020260325-1700.md第1部下落-5.0%+0.3%×任天堂 Switch 2 生産縮小30%超(Bloomberg 3/24)
2026-03-24 17:0020260324-1700.md第1部下落-5.0%-2.3%Switch2を約200万台減産(Bloomberg報道)
2026-03-18 17:1020260318-1710.md第1部上昇+5.0%-8.8%×ぽこあポケモン220万本+Switch2継続好調
2026-03-18 05:0820260318-0508.md第1部上昇+3.0%-8.8%×Switch2携帯モードブースト・ポケモン大ヒット
2026-03-17 17:0920260317-1709.md第1部上昇+5.0%-8.6%×ぽこ あ ポケモン 発売4日で世界220万本・時価総額2兆円増
2026-03-14 09:2020260314-0920.md第4部下落-5.0%-7.7%ホワイトハウスがWii Sports映像で戦争プロパガンダ→著作権問題
2026-03-10 17:1020260310-1710.md第1部下落-5.0%+7.7%×任天堂が大規模株式売り出し2271億円実施・売り出し価格8347円確定
2026-03-10 05:0420260310-0504.md第3部下落-3.0%+7.7%×DeNA、任天堂株600万株売却・総額2,271億円の売り出し
2026-03-09 23:0020260309-2300.md第3部下落-3.0%+17.4%×Switch2関税還付訴訟提起・発売延期示唆

出所:news.db(news_predictions)、output/news/ レポート。本予測は情報提供目的。

③ 事業概要

03 事業概要

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年5月7日

事業概要(3行サマリー)

任天堂はゲーム専用ハードウェア(Nintendo Switch 2)とファーストパーティーゲームソフト(マリオ・ゼルダ・ポケモン等の独自IP群)を一体展開する世界有数のゲームエンターテインメント企業であり、ハード・ソフト・コンテンツの垂直統合モデルで競合と一線を画す。模倣不能な世界的キャラクターIP群とプラットフォームロイヤルティが最大の差別化要因であり、Nintendo Switch 2は発売から約8ヶ月で累計1,737万台(2026年2月時点)を達成と史上最速ペースで普及している。FY2026通期売上予想22,500億円(前期比+93%)によるハードサイクル回復が進行中であり、映画・テーマパーク・NSO(サブスク)等のIPモネタイズが中長期の収益多角化ドライバーとなっている。


セグメント別収益構成(直近決算期)

単一セグメント

任天堂は全事業を単一セグメント(エンタテインメント事業)として開示しており、セグメント別利益の公式内訳は非開示。ハード・ソフト別の売上構成は参考値として提示。

セグメント売上高構成比出典
ハードウェア(本体・周辺機器)約5,500億円約47%D4/※AI推定
ソフトウェア(ゲームソフト)約5,600億円約48%D4/※AI推定
コンテンツ・その他(NSO・IP)約549億円約5%D4/※AI推定
合計(連結)11,649億円100%D4

連結営業利益:2,826億円(営業利益率24.3%)。FY2025(2025年3月期)実績。

※AI推定: ハード・ソフト比率はFY2024〜2025決算資料における構成の概算。FY2026は Switch 2 効果でハードウェア比率が大幅上昇する見込み。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: ROE10.5%(FY2025、ハード更新谷間の一時的低下)は Switch 2 普及本格化に伴い12〜15%への回復が基本シナリオ。営業利益率はFY2026 16.4%からFY2027以降にソフト・サービス比率上昇で25%超に回帰できるかが焦点。ハードコスト高止まり+関税継続なら20%台前半に留まるリスクがある
  2. 競争優位の方向性: PS5・Xbox競合との技術競争ではなく「ファミリー・カジュアル向けハイブリッド機」ニッチでの圧倒的優位を維持・拡大中。Switchは累計1億5,537万台(歴代1位)でブランド定着を実証済み。IPのメディア展開(映画・テーマパーク)により収益基盤の多様化が進行中
  3. 株価との関係: FY2026予想EPS約300円ベースのPER25倍は中立水準。しかし現在のPBR3.25倍・RSI27.7(過売り)・アナリスト目標株価10,462円(現値+37%乖離)を総合すると、Switch 2サイクル恩恵の織り込みが不十分で割安圏の可能性が高い(※AI推定)
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(FY2026実績/見込み):

地域別売上構成(FY2025参考、FY2026 Q2: 海外比率79.5%):

地域構成比(概算)
日本約21%
北米約44%
欧州約27%
その他約8%

中期経営計画(FY2026 Q3時点):

出所:D4(prices.db fundamentals)、F1(gamebiz/任天堂IR Q3短信 2026年2月)。2026年5月7日現在。

④ 業績分析

04 業績分析

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年5月7日 直近決算:2026年3月期 Q3累計(本決算2026-05-08発表予定)

業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: FY2026はNintendo Switch 2効果で売上前期比+93%の急回復。Q3累計(9ヶ月)売上19,058億円は通期予想22,500億円の84.7%に達しており、FY2026は会社予想達成が濃厚。ただし営業利益率は16.4%(通期予想ベース)とFY2022〜2024のピーク水準(31〜35%)を大幅に下回り、Switch 2のハードコスト(DRAM・SoC高騰)と販管費が利益率を圧迫している
  2. 質の評価: 任天堂は歴史的に営業CF ≥ 純利益の高品質な利益構造を維持。CF詳細は本決算(2026-05-08)で確定する見込み
  3. アナリスト乖離: アナリスト目標株価10,462円(コンセンサス:買い)に対して現値7,597円は▲27%乖離。Switch 2の実需はアナリスト予想を上回る可能性があり、来期(FY2027)ガイダンス(2026-05-08発表予定)が上振れれば株価に大きな正催傯となる

過去5期 業績推移

指標FY2022FY2023FY2024FY2025FY2026(予)出典
売上高(億円)16,95316,01716,71911,64922,500D4/F1
前年比▲5.5%+4.4%▲30.3%+93.1%計算
営業利益(億円)5,9285,0445,2892,8263,700D4/F1
営業利益率35.0%31.5%31.6%24.3%16.4%計算
純利益(億円)4,7774,3284,9062,7883,500D4/F1
EPS(円)404.7371.4421.4239.5約300D4/※AI推定
ROE20.0%20.1%10.5%約12.8%D4/計算/※AI推定
配当(円)203186211120181D4/F1

FY2026 EPS: D4の340円は全期同値で更新未反映のため不使用。純利益3,500億円÷発行済株数約11.64億株(FY2025実績から逆算)≈ 約300円(※AI推定)。

ROE計算: 期末・期首自己資本の平均を分母として算出。FY2022は前期自己資本不明のため─。FY2026は純利益3,500億円・自己資本avg27,440億円の推定値(※AI推定)。

FY2026予: 2026年2月3日時点のQ3後会社予想。本決算は2026-05-08発表予定。


業績見通し

(2026年3月期 本決算・FY2027来期ガイダンスは2026-05-08発表予定。現時点では未公開)

FY2026会社予想(Q3時点)アナリスト予想乖離
売上高22,500億円
営業利益3,700億円
EPS約300円(※AI推定)目標株価10,462円(コンセンサス:買い)

来期ガイダンス(FY2027)は本決算(2026-05-08)で初公開される見込み。Switch 2の需要継続・新規ソフトタイトル群次第で売上高2.0〜2.5兆円台が期待されるが、米国関税によるコスト増と価格転嫁の成否がガイダンスの強弱を左右する。


▼ 直近Q詳細 / CF推移 / ガイダンス達成率

FY2026 四半期累計推移:

期間累計売上高累計営業利益主要トピック
Q1(3ヶ月)Nintendo Switch 2発売(2025年6月5日)
Q2中間期(6ヶ月)10,995億円1,451億円Switch 2累計1,000万台突破
Q3累計(9ヶ月)19,058億円3,003億円(YoY+21.3%)Switch 2累計1,737万台・マリカW1,403万本
通期予想22,500億円3,700億円本決算2026-05-08発表予定

Q3時点ガイダンス達成率:

ガイダンス達成率(過去傾向): 任天堂はハード販売減速局面では期中下方修正する傾向があるが、Switch 2立上期の本サイクルは期初予想1,500万台→1,900万台へ上方修正。FY2026は達成濃厚。

出所:D4(prices.db fundamentals)、F1(gamebiz/任天堂IR Q2〜Q3短信)。2026年5月7日現在。

⑤ 業界・競合環境

業界・環境分析 7974 任天堂

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年3月18日


コスト・需要構造分析

原材料・インプットコスト

直接材料だけでなく、その材料の原料(材料の材料)まで上流を掘り下げて記載

材料・部材コスト比率主な調達先上流原料(材料の材料)コスト影響度備考
SoC(カスタムチップ)約25%Nvidia(Switch 2はTegra系)、TSMC委託製造シリコンウェーハ・先端露光材料Switch 2のコアコンポーネント。TSMCの最先端プロセス依存
液晶パネル(LCD/有機EL)約15%シャープ・JDI・Samsung Displayガラス基板・バックライトLED・有機材料有機ELモデルはSamsung Display依存
DRAM・フラッシュメモリ約12%Samsung・SK Hynix・Micronシリコン・希ガス(ネオン等)ゲーム内蔵メモリ・カートリッジ用
ゲームカートリッジ(フラッシュ)約8%MacroBlock・SanDisk系半導体フラッシュソフト製造コストに直結
バッテリー(リチウムイオン)約8%パナソニック・村田製作所リチウム・コバルト(コンゴ産)携帯モード持続時間に直結
筐体・プラスチック部品約10%国内・台湾成形メーカーABS樹脂(ナフサ由来)Joy-Con・本体ハウジング
その他部品・組立費約22%台湾・中国EMS(鴻海等)組立コストはアジア依存

販売・需要構造(供給先)

直接の販売先だけでなく、その先のエンドユーザー(間接需要)まで記載

顧客セグメント直接販売先間接・最終需要先売上比率(目安)需要の安定性
北米コンシューマー向け量販店(Walmart・Best Buy)・直販Nintendo eShop個人ゲームユーザー(全年齢)約35%高(IP需要の持続性)
欧州コンシューマー向けGAME・Media Markt等・eShop個人ゲームユーザー約25%
国内コンシューマー向けヨドバシ・Amazon・直販国内ゲームユーザー約25%
アジア・その他各国小売・eShop個人ゲームユーザー約15%

価格・販売量を左右する市場動向

要因現状業界への影響任天堂への影響方向性
Switch 2発売・販売急増2025年6月発売。累計1,740万台(2025年12月末)。FY2026通期1,900万台予想新ハード世代への需要創出が本格化FY2026通期売上予想22,500億円(前年比+93%)の主要因
ポケモン新作効果Pokémon Pokopia(2026年3月)がSwitch 2の第二波需要を牽引ゲームIPとハード販売の好循環有力タイトル投入が続きSwitch 2の継続成長を支援
モバイルゲーム競合スマホゲーム市場が成熟・飽和気味専用機の相対的ポジション安定Switch の価値相対向上
クラウドゲーミング普及Xbox Game Pass・PlayStation Nowが拡大専用ハード不要論の台頭任天堂IPの独自性で影響限定的中立
ゲームコンテンツの映画・テーマパーク化スーパーマリオ映画の成功で加速。映画続編も準備中IP価値の多角展開が活発化映画・USJ等での収益増
半導体価格(DRAM・SoC)AI需要でメモリ価格高騰が継続。Switch 2採算に影響が顕在化(日経報道2026年1月)ゲーム機コスト上昇Switch 2の採算圧迫。ただし高い販売ボリュームで吸収可能か逆(短期)

マクロ・業界環境分析

景気・需要サイクル

環境要因現状業界への影響任天堂への影響方向性
国内GDP成長率約1.0〜1.5%国内消費は緩やかゲーム支出は景気耐性高め中立
米国GDP成長率約2.0〜2.5%(堅調)北米エンタメ消費に追い風主力市場(35%)に恩恵
中国GDP成長率約4.5〜5.0%中国ゲーム市場は規制下で成長鈍化任天堂の中国売上は軽微中立
世界設備投資動向ゲーム業界には直接影響なし中立
業界受注残高(バックログ)Switch 2が市場予想を大幅上回る販売ペース(1,740万台/2025年12月末)ゲーム機の需要が旺盛Switch 2供給量・メモリコストが今後の利益率を左右正(販売量)/逆(コスト)
為替:ドル円約150円前後(円安水準)海外売上の円換算増海外売上比率76%で円安が大きな追い風
為替:ユーロ円約160円前後(円安水準)欧州売上の円換算増欧州売上(25%)に恩恵
金利:日本(日銀政策金利)0.5%消費意欲への影響は軽微実質無借金企業のため影響なし中立
金利:米国(FFレート)4.25〜4.50%高額消費の抑制懸念任天堂製品は相対的低価格帯で影響軽微中立

規制・政策環境

政策・規制現状業界への影響任天堂への影響方向性タイムライン
中国ゲーム規制未成年のゲーム時間規制・タイトル審査制中国市場への展開が制限中国売上は軽微のため影響限定的逆(小幅)実施中
EU デジタル市場法(DMA)アプリストアの第三者開放義務ゲームプラットフォームのエコシステム規制eShopへの影響は調査中逆(将来リスク)2024年〜
著作権・IP保護各国で知的財産保護強化ゲームIP・キャラクターの権利保護任天堂IPの法的保護が強化される継続
環境規制(製品のCO2削減)EU RoHS・WEEE等ゲーム機の省エネ・リサイクル対応Switch 2設計に反映必要中立継続

業界構造・競合環境

項目内容
業界の主要プレイヤーソニー(PS5)、Microsoft(Xbox)、任天堂(Switch)の「3強構造」。モバイルはApple・Google・Tencent・NetEase
任天堂の市場シェア(国内)国内ゲーム機市場で約50〜60%(Switch圧倒的首位)
任天堂の市場シェア(グローバル)家庭用ゲーム機(専用機)市場で約30〜35%(PS5と拮抗)
業界の参入障壁高い:強力なIP群・ファーストパーティーソフト開発力・世界的なブランド認知・プラットフォームエコシステムは容易に模倣不可
代替技術・製品リスク中程度:スマホゲーム・クラウドゲーミングが台頭するが、任天堂IPの独自性が緩衝材となっている
サプライチェーンの集中リスクSoC(TSMC)・有機ELパネル(Samsung)への特定サプライヤー依存。台湾・中国の地政学リスク

業界動向との連動性・相違点

観点業界全体任天堂相違点・差別化
需要環境ゲーム市場は中長期で拡大基調。ただしハード販売は更新サイクルに依存Switch 2でサイクル転換。FY2026〜は大幅増収期待ハード世代交代期に需要が集中する特性が競合(PS・Xbox)より顕著
価格転嫁力ゲーム機・ソフトとも値上げ傾向(PS5プレミアム版等)Switch 2本体・ソフト価格を引き上げ(ソフト1万円超えも)IPの強さと競合不在のポジションで価格引き上げが受容されやすい
競合との比較PS5・Xboxはハイエンドグラフィック競争ファミリー・カジュアル向けに特化し技術競争から独立独自IP×プラットフォーム戦略で競合と異なる土俵で戦う

業界評価サマリー

評価:強気 — Switch 2が発売初年度から1,740万台超と歴史的快調なスタートを切り、FY2026通期売上予想22,500億円(前年比約+93%)は大幅上方修正済み。ポケモン等の有力タイトル投入が続き第二波需要も顕在化。IP多面展開(映画・テーマパーク)で収益の多様化も進む。円安継続が海外売上(76%)の追い風となっており、無借金・大規模現金保有の財務基盤の下で積極的な株主還元(政策保有株縮減3,000億円規模・自社株買い)も継続。アナリスト評価は概ね強気だが、DRAM等メモリ価格高騰による採算圧迫への懸念から目標株価引き下げの動きもある(JPモルガン:16,400→12,800円、3/3)。

出所:業界調査レポート、WebSearch(F6)、会社IRサイト(F5)、株探IR記事(F2)。2026年3月18日現在。

⑥ 株価変動要因

06 株価変動要因分析

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年5月7日 分析期間:過去1年間

主要ドライバー特定(統合判断)

トリガー分類:

カテゴリ件数代表イベント
決算・業績修正22025-11-05 Q2決算 +6.22%、2026-02-03 Q3決算(小動き)
配当・自社株買い32026-02-27 政策株縮減・売り出し発表 ▲2.81%、2026-03-03 ToSTNeT自社株買い終了・消却 ▲1.76%、自社株買い1,000億実施
受注・契約・提携0
マクロ(金利・為替・指数)12026-02-04 トランプ関税ショック ▲10.98%(過去1年最大下落)
業界・規制動向22026-04-02 米USPTO特許全26クレーム却下(D3 score:▲4.00)、2026-03-17 ポケモン大ヒット(D3 score:+3.50)
記事なし(原因不明)32026-03-24 ▲4.75%、2026-03-30 ▲3.43%、2026-01-07 ▲4.65%

▼ 主要上昇イベント(上位5件) / 下落イベント(上位5件)

主要上昇イベント(上位5件):

日付騰落率(1日/5日)主因出典
2026-03-11+8.9% / +14.1%大規模株式売り出し価格決定(2026-03-09)後の需給懸念解消。ポケモン大ヒット(220万本)の相乗効果D1/D3
2025-06-18+6.6% / +13.7%Nintendo Switch 2発売(2025-06-05)直後の需要確認・販売好調報道D1/※AI推定
2025-11-05+6.2% / +5.6%FY2026 Q2決算発表(Switch 2累計1,000万台達成・上方修正)への好反応D1/D2
2026-03-10+6.0% / +6.2%売り出し価格8,347円確定(2026-03-09)でポジション整理一巡D1/D2
2025-08-08+4.4% / +14.0%市場全体回復局面でのNintendo銘柄キャッチアップD1/※AI推定

主要下落イベント(上位5件):

日付騰落率(1日/5日)主因出典
2026-02-04▲10.98% / ▲11.7%トランプ政権による対中・ベトナム追加関税発動。Switch 2の中国・ベトナム製造コスト増懸念が直撃D1/※AI推定
2026-03-24▲4.75% / ▲11.1%記事なし(原因不明)。売り出し後の戻り売り圧力かD1
2026-01-07▲4.65% / ▲4.1%記事なし。年初の機関投資家リバランス・関税懸念台頭D1/※AI推定
2026-04-02─ / ─米USPTO特許26クレーム全却下。訴訟戦略弱体化懸念(D3 score:▲4.00)D3
2026-02-06▲3.88% / ▲16.1%2026-02-04関税ショック後の続落D1
▼ 株価上昇要因(合計100点) / 下落要因(合計100点)

株価上昇要因(合計100点):

要因 → メカニズム重み(持続性)出典
Switch 2実需強さ → 販売台数・大型ソフト大ヒットで業績改善期待40点(高・サイクル中)D1/D3
業績決算サプライズ → Q2・Q3上方修正が株価を押し上げ25点(中・イベント依存)D1/D2
売り出し完了による需給改善 → 2026年3月に供給過剰解消20点(中・一時的)D2/D3
IP展開成功(ポケモン大ヒット等) → ソフト・サービス収益の期待値上昇15点(高・継続中)D3
合計100点

株価下落要因(合計100点):

要因 → メカニズム重み(持続性)出典
米国関税ショック → 製造コスト増・価格転嫁不安・北米需要鈍化懸念40点(高・継続中)D1/D3
大規模株式売り出し → 約5,271億円規模の需給悪化(Feb〜Mar 2026)35点(低・終息済み)D2/D3
利益率圧縮懸念 → 営業利益率16.4%(FY2026予)はピーク35%比の半減水準15点(中・継続)D4
USPTO特許却下 → 訴訟保護力低下・競合参入リスク10点(低・個別)D3
合計100点

出所:D1(signals)、D2(ir.db)、D3(news.db)、※AI推定含む。2026年5月7日現在。

⑦ シナリオ分析

07 シナリオ分析

銘柄:任天堂(7974) 更新日:2026年5月7日 基準株価:¥7,597

上昇シナリオ

業界・企業固有

トリガー可能性インパクト注目指標
FY2026本決算上方修正+FY2027強気ガイダンス → 予想より高い純利益・来期2兆円超ガイダンス発表 → 機関投資家の買い直し🟠4(65%)
兆候: Q3累計84.7%達成・Switch 2販売ペース継続
出典: D4/F1
+10〜25%閾値: 2026-05-08 決算発表にてFY2027売上予想2.0兆円以上・営業利益率20%超
期日: 2026-05-08
Switch 2の新規大型タイトル発売ヒット → ゼルダ・あつ森・スマブラ等 → ハード・ソフト販売の相乗効果でFY2027業績上振れ🟡3(50%)
兆候: マリカW1,403万本・ポケモンZA好調でプラットフォーム需要確認済み
出典: F1/D3
+10〜20%閾値: 大型タイトル発売週の週次DL/本数が前作比100万本超
期日: 2026年Q3〜Q4(Nintendo Direct発表タイミング)
ポケモン新作・IP映画の大ヒット継続 → NSO会員増加・関連グッズ・ライセンス収益加速 → 高利益率コンテンツ事業比率上昇🟡3(45%)
兆候: ぽこあポケモン220万本大ヒット(2026年3月)・USパーク来場者数好調
出典: D3/F1
+5〜15%閾値: NSO会員数・IP関連収益のFY2027会社予想への組み込み
期日: 2026-05-08 決算発表
大規模株式売り出し完了による需給正常化 → 約5,271億円の売り物消化後の自律反発 → 機関の組み入れ再開🟠4(65%)
兆候: 2026年3月に売出完了確認済み(D2/D3)。現在の買い残・売り残バランス改善見込み
出典: D2
+5〜10%閾値: 売出完了後の出来高減少(需給落ち着き)と株価5日MA上抜け(現¥7,686)
期日: 2026年5月〜6月
RSI過売りからのテクニカルリバウンド → RSI27.7(過売り閾値30未満)からの自律反発 → 短期トレーダーの買い戻し🟠4(65%)
兆候: RSI14日線27.7・BB下限¥7,600接触・株価-41.79%(6ヶ月)で歴史的割安水準
出典: D1
+5〜10%閾値: RSI30超え・BBバンド下限(¥7,600)でのサポート確認
期日: 2026年5〜6月

汎用(市場・マクロ全般)

トリガー可能性インパクト注目指標
米国関税の緩和・適用除外 → Switch 2の製造コスト問題解消 → 北米向け値上げ不要・利益率改善期待🔵2(30%)
兆候: 米中交渉継続中。関税除外品目の拡大議論あり
出典: D3/※AI推定
+10〜20%閾値: 米国税関サイトでゲームコンソール(HS8471/8528)の関税除外通知
期日: 2026年6月〜9月(交渉期間)
日本株全体の上昇・円安維持 → 輸出比率76.5%の任天堂は海外収益の円換算増加 → 市場全体の上昇に連動🟡3(45%)
兆候: RSI過売りで相対的割安感。市場反転時の買い戻し対象になりやすい
出典: D1
+5〜15%閾値: TOPIX・日経平均が週次+3%超・USD/JPY145円以上の維持
期日: 随時

下降シナリオ

業界・企業固有

トリガー可能性インパクト注目指標
本決算失望+FY2027弱気ガイダンス → Q4実績が予想を下回り、来期営業利益2,000億円以下のガイダンス → 機関売り加速🔵2(25%)
兆候: Q3時点で達成率81%。Q4で関税影響のコスト計上が重なれば下振れリスク
出典: D4/F1
▲15〜25%閾値: 2026-05-08 決算発表でFY2027売上予想1.7兆円以下または営業利益率10%台前半
期日: 2026-05-08
米国関税によるSwitch 2値上げ → 北米希望小売価格の10%超引き上げ → 主要市場44%で需要減退・販売台数失速🟡3(40%)
兆候: トランプ関税(対中・ベトナム)は依然高水準。製造コスト転嫁圧力が継続
出典: D3/※AI推定
▲15〜30%閾値: 任天堂による米国向けSwitch 2・本体アクセサリ価格改定発表(現$449以上への引上げ)
期日: 2026年6月以降
Switch 2需要の早期頭打ち → FY2027の四半期販売台数が200万台以下に失速 → ハードサイクルの短命化懸念🔵2(30%)
兆候: 発売から1年超が経過し、コアゲーマー向け普及が一巡する可能性。次の大型ソフト次第
出典: D1/D4
▲10〜20%閾値: Q1 FY2027(2026年4〜6月)の四半期販売台数が会社計画比▲20%以下への乖離
期日: 2026年8月(Q1決算発表)
USPTO特許却下による訴訟保護弱体化 → Joy-Con・ハイブリッド機構の特許無効化 → 競合類似製品参入・防衛コスト増大⬜1(15%)
兆候: 2026年4月、米USPTOが26クレームを全却下。控訴審での覆しは不確実
出典: D3
▲5〜10%閾値: 連邦裁判所での最終判決・競合が類似設計ハードを米国市場投入
期日: 2026年内(裁判スケジュール次第)

汎用(市場・マクロ全般)

トリガー可能性インパクト注目指標
米国景気後退によるゲーム支出削減 → 家電・ゲームは裁量消費の筆頭格として削減対象 → 世界販売台数・ソフト売上が圧縮🔵2(25%)
兆候: 米国GDP成長鈍化・消費者信頼感指数低下の兆し
出典: D1/※AI推定
▲10〜20%閾値: 米国消費者信頼感指数80以下・米国失業率5.5%超
期日: 随時
円高急進 → 海外収益(売上76.5%が海外)の円換算減少 → 来期業績予想の下方修正圧力🔵2(30%)
兆候: 日米金利差縮小・リスクオフ局面での円高圧力は恒常的
出典: D1/※AI推定
▲5〜15%閾値: USD/JPY130円台突入(急速な円高)・EUR/JPY140円以下
期日: 随時
市場全体の急落(VIXショック等) → ベータ0.8以下の低ベータ株だが市場連動は避けられない🟡3(35%)
兆候: 地政学リスク・金融システム不安・VIX急騰
出典: D1/※AI推定
▲10〜15%閾値: VIX30超え・日経平均週次▲8%以上の急落
期日: 随時

▼ カラースケール凡例
レベル発生可能性推定インパクト
🔴 5ほぼ確実(≥80%)超大(±30%超)
🟠 4高(60〜79%)大(±15〜30%)
🟡 3中(40〜59%)中(±5〜15%)
🔵 2低(20〜39%)小(±1〜5%)
⬜ 1稀(<20%)微(±1%未満)

出所:IR資料・業界調査レポート(F1)、D1(signals)、D3(news.db)。2026年5月7日現在。シナリオは定性的評価。確率は独自推定(※AI推定含む)。