← 一覧
03_biz
7741 HOYA  |  更新: 2026-06-19 03:10
🖨 印刷

03 事業概要

銘柄:HOYA(7741) 更新日:2026年6月19日

事業概要(3行サマリー)

HOYAは精密光学技術を核に「ライフケア(眼鏡レンズ・コンタクトレンズ・眼内レンズ)」と「情報・通信(半導体フォトマスクブランク・HDDガラスディスク・光学部品)」の2セグメントを展開するグローバルニッチトップ企業で、東証プライム上場・精密機器セクター、アジア・欧米を中心に世界展開する。眼鏡レンズ市場と半導体フォトマスクブランク市場でそれぞれ世界シェア1位を誇り、FY2026(2026年3月期)は売上収益¥9,477億(前期比+9.4%)・当期純利益6期連続最高益(¥2,531億、+25.2%)・ROE 24.8%を達成した。AI需要による先端半導体フォトマスク拡大がIT事業を牽引し、ライフケアもEyeCare(眼鏡レンズ)の新興国成長とPENTAX Medical分社後の眼科系集中で利益率改善が進んでいる。

セグメント別収益構成(直近決算期:FY2026)

irbank取得済み(FY2026データ確認済み)。セグメント利益はirbank上に開示なし(IFRS構造:本社費用・消去を含む連結損益と乖離)のため利益は連結ベースで補足。

セグメント売上収益(億円)構成比出典
ライフケア5,90762.3%D2/F1
情報・通信3,54837.4%D2/F1
その他230.2%D2
合計(連結)9,477100%D4/F1

連結営業利益:FY2025実績¥4,808億(利益率55.5%)。FY2026の営業利益は未開示(決算短信要参照)。

注: セグメント利益合計(iribank概算¥764億)と連結営業利益(¥4,808億)は大きく乖離。IFRS構造上、本社費用・セグメント間消去が除外されているため([WARN]検証済み)。実質的な高収益は情報・通信セグメントの超高利益率(推定80%超)によるもの(※AI推定)。

強み・弱み

強み:

弱み:

競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期ROE 18.8〜24.8%・営業利益率54.9〜56.8%(D4/F1)は一貫して高水準を維持。EUV露光向け次世代マスクブランクへの需要移行で技術投資が続いており、構造的優位性は少なくとも中期的に堅固。FY2026のROE 24.8%は過去5期で最高水準
  2. 競争優位の方向性: 半導体フォトマスクはEUV世代への移行でHOYAの技術投資優位が拡大局面。眼鏡レンズも高付加価値品(機能性・薄型非球面)への移行と新興国展開で差別化継続。FY2026のIT事業売上¥3,548億(+14.1% YoY)が優位継続を示唆(D2)
  3. 株価との関係: PER 37.5倍・PBR 8.88倍(D4、2026-06-09)。ROE 24.8%・営業利益率55%超の世界最高水準ニッチ企業として概ね適正水準。ただし株価は¥25,590と年初来高値から▲9%程度の調整局面にあり(D1)、ガイダンス非開示継続が上値抑制要因(※AI推定)
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

ライフケア(FY2026:¥5,907億、+7.2% YoY):

情報・通信(FY2026:¥3,548億、+14.1% YoY):

セグメントトレンド(FY2022→FY2026):

地域構成: アジア(中国・東南アジア)・北米・欧州が主力。国内売上比率は低い(推定15%未満、※AI推定)

中期経営計画: HOYA通例は中期計画非公開。通期ガイダンスも中間期まで公表しない方針(D2確認済み)

出所:D4(prices.db fundamentals)、D2(ir.db IR記事)、F1(WebSearch 2026年6月19日)、irbank(セグメントデータ)。2026年6月19日現在。