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7453 良品計画  |  更新: 2026-06-22 23:45
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目次

7453 - 良品計画

作成日: 2026年06月22日


目次


① 株価指標・テクニカル

01 株価指標・テクニカル

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年6月22日

株価チャート(1年)

chart

マクロ環境

更新: 2026-06-19

指標前日比前日比%1M騰落MA25乖離
日経平均71,169.04+115.5+0.16%+17.54%+8.28%
TOPIX4,068.18+54.9+1.37%+6.32%+3.91%
S&P5007,500.58+80.5+1.08%+1.32%+0.38%
USD/JPY161.18-0.16-0.10%+1.31%+0.83%
米10年債利回り4.45%-0.036-0.80%-3.72%-1.31%
金先物4,160.30-63.2-1.50%-8.62%-5.50%
全指標・テクニカル詳細(クリックで展開)
カテゴリ指標前日比前日比%1W1M3MRSIMA25乖離MA200乖離MACD
日本株日経平均71,169.04+115.5+0.16%+7.80%+17.54%+33.34%71 (過熱)+8.28%+32.84%+
日本株TOPIX4,068.18+54.9+1.37%+6.21%+6.32%+9.44%65+3.91%+15.39%+
先物CME日経先物71,510.00-400.0-0.56%+6.20%+17.36%+35.22%68+7.84%+30.13%+
米国株NYダウ51,564.70+72.1+0.14%+1.41%+3.78%+11.55%59+1.65%+7.08%+
米国株S&P5007,500.58+80.5+1.08%+1.44%+1.32%+13.22%55+0.38%+8.66%-
米国株NASDAQ26,517.93+496.3+1.91%+2.74%+1.64%+19.71%56+0.66%+12.70%-
欧州株FTSE10010,399.70-108.9-1.04%+0.93%+2.26%-0.04%51+0.28%+3.83%+
欧州株DAX25,026.80+92.1+0.37%+3.38%+2.96%+6.49%58+1.02%+3.42%-
アジア株上海総合4,090.48-17.6-0.43%+2.60%-0.99%+0.68%52+0.24%+2.41%+
アジア株ハンセン23,924.81-387.3-1.59%-1.34%-6.82%-8.07%33-4.92%-7.96%-
為替EUR/JPY184.66-0.23-0.13%-0.38%-0.22%+0.71%44-0.32%+1.19%-
為替GBP/JPY212.83-0.23-0.11%-0.91%-0.15%+0.28%40-0.67%+1.51%-
為替USD/JPY161.18-0.16-0.10%+0.66%+1.31%+1.44%69+0.83%+3.08%+
債券米5年債利回り4.22%+0.012+0.28%+0.84%-1.29%+9.40%55+0.41%+10.90%-
債券日本国債ETF2,027.00-6.00-0.30%+0.35%+2.27%-2.74%51+0.58%-3.48%+
債券米10年債利回り4.45%-0.036-0.80%-0.27%-3.72%+4.51%47-1.31%+5.69%-
債券米30年債利回り4.90%-0.074-1.49%-1.01%-4.78%+0.41%39-2.49%+1.71%-
コモディティBrent原油80.30+0.92+1.16%-8.05%-27.25%-26.09%28 (冷却)-13.37%+0.71%-
コモディティWTI原油76.41+0.82+1.08%-9.98%-26.21%-20.52%28 (冷却)-14.46%+1.78%-
コモディティ金先物4,160.30-63.2-1.50%-1.30%-8.62%-9.57%36-5.50%-7.29%-
株価概況
項目出典
現在株価(終値)3,504円D1(2026-06-19)
前日比-58.0円D1
前日比%-1.63%D1
移動平均25日3,601円D1
移動平均75日3,602円D1
移動平均200日3,283円D1
ボリンジャーバンド上限3,843円D1
ボリンジャーバンド下限3,358円D1
ボリンジャーバンド位置-0.80D1
RSI(14)43.7D1
PER22.2倍D1
PBR5.60倍D1
ROE15.3%D1
配当利回り0.71%D1
EPS(予想)157.49円D1
空売り比率D3
アナリスト目標株価3,310円(現在比 -5.5%)D2(2026-05-22)
アナリストコンセンサス買いD2
1M騰落+3.5%D1
3M騰落-6.7%D1
6M騰落+19.7%D1
モメンタムスコア4.8 / 10D1
テクニカルスコア1.3 / 10D1
ゴールデンクロス(直近30日)D1
デッドクロス(直近30日)2026-06-03D1
移動平均200日比較D1

RSI(14): 30以下=売られ過ぎ、70以上=買われ過ぎ

BBσ(ボリンジャーバンドσ位置): 0=MA中心、±2=バンド境界、バンド外も表現。+1.2σ以上で高位

モメンタムスコア / テクニカルスコア: 各種シグナルを0〜10点で評価。モメンタム=騰落率ベース、テクニカル=移動平均・RSI・ボリンジャーバンドベース

ゴールデンクロス / デッドクロス: 移動平均25日が移動平均75日を上抜け/下抜けた直近30日以内の日付(なければ ─)

空売り比率: karauri.net 最新週次データ

③ 事業概要

03 事業概要

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年5月21日


事業概要(3行サマリー)

良品計画は「無印良品(MUJI)」ブランドで生活雑貨・衣料品・食品・家具を展開するSPA(製造小売)企業で、国内・海外合計1,443店(2025年11月末)を擁し、直営・ライセンス両軸でグローバル展開している(D2)。独自の強みは「シンプル・低価格・高品質」という哲学に基づくブランド国際認知度であり、中国では日本品質プレミアムが名創優品等の低価格帯競合との差別化を実現、2026年8月期2Q累計の東アジアセグメントが前年同期比+14.5%増収・+29.0%増益と高成長を継続している(D2・F1)。中長期の成長ドライバーは、国内の内製化による原価低減・インバウンド需要の取り込みと、中国・東南アジアでの新規出店拡大であり、上方修正後の2026年8月期通期予想は営業収益8,870億円(+13.0%)・営業利益890億円(+20.5%)と最高益更新を目指す(D2)。


セグメント別収益構成(直近決算期:2025年8月期通期)

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
国内事業4,701億円59.9%521億円70.6%11.1%D2
東アジア事業(中国・香港・台湾)2,222億円28.3%428億円58.0%19.3%D2
東南アジア・オセアニア事業501億円6.4%55.8億円7.6%11.1%D2
欧米事業421億円5.4%69.2億円9.4%16.4%D2
合計(連結)7,846億円100%738億円100%9.4%D4

セグメント利益合計(1,074億円)は連結営業利益(738億円)と乖離(約336億円)している。本差異はセグメント間消去・本社費用等の調整額によるもの(D2・irbank)。

東アジアの利益率(19.3%)が国内(11.1%)・欧米(16.4%)を上回る理由:中国では日本品質ブランドプレミアムで価格帯を上位設定でき、かつ出店コストが国内より低いため高利益率を実現している。


強み・弱み

1. MUJIブランドの国際的認知度:東アジア・欧米で高い認知を獲得しており、2026年8月期2Q累計で東アジア+29.0%増益を達成(F1)。中国では名創優品等低価格帯との差別化が維持されている(※AI推定)。

2. 内製化・原価低減能力:生産体制の内製化推進が国内利益率の継続的改善に貢献。2026年8月期2Q累計で国内セグメント利益+14.2%増益(F1)。

3. 保守的ガイダンスの上振れパターン:直近では1Q/2Q進捗を踏まえて通期予想を上方修正(2026年4月10日)。FY2025実績も会社予想を約10%超過した(D4・D2)。

1. 中国集中リスク:東アジア(中国中心)が売上の約28%・連結利益の58%超に集中しており、中国消費変動への感応度が高い(D2)。

2. 欧米事業の利益率不安定性:2021年以前に赤字を経験しており、高インフレ・人件費上昇によるコスト負担の再燃リスクが残る(D2)。

3. 自己株式処分・希薄化リスク:譲渡制限株式報酬に伴う自己株処分が年1〜2回あり、2025年11月に−9.4%急落した実績がある(D1・D2)。


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 2021年8月期以降4期連続増収増益で2025年8月期に過去最高を更新(D4)。2026年8月期も上方修正で最高益更新を目指す。ROE 95.8%(D4)は高水準を維持しており、内製化・東アジア高利益率の構造は継続可能と判断する。
  2. 競争優位の方向性: 中国での既存店高成長が継続しており、競合(名創優品等低価格帯)との差は拡大中。東南アジア・オセアニアも+47.0%増益と新興市場での成長が加速している(F1)。優位性は維持〜拡大方向。
  3. 株価との関係: 現在株価3,504円、PER約22倍(D4)はSPA小売としてやや高め。ただし、ROE高水準・東アジア・東南アジアの高成長・保守的ガイダンスからの上振れパターンを考慮すると適正〜やや割安。アナリスト目標株価3,328円(D4、2026年5月15日)は現在株価を下回っており、短期的な下値余地に注意が必要(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・2026年8月期2Q累計実績

2026年8月期 第2四半期累計(9月〜2月)セグメント別利益(F1):

セグメントセグメント利益(2Q累計)前年同期比
国内事業274億円+14.2%
東アジア事業275億円+29.0%
東南アジア・オセアニア事業48億円+47.0%
欧米事業40億円+9.7%
連結営業利益450億円+24.8%

2026年8月期 通期予想(上方修正後):

地域別売上比率(概算、2025年8月期):

地域売上比率出典
日本約60%D2
中国本土・東アジア約28%D2
東南アジア・オセアニア約6%D2
欧米約5%D2

中期経営計画(2026年8月期更新後):

出所:良品計画 2026年8月期第2四半期決算短信(F1)、irbank.net(D2)、prices.db fundamentals(D4)。2026年5月21日現在。

④ 業績分析

04 業績分析

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年5月21日 直近決算:2026年8月期 第2四半期(中間期)


業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: 2026年8月期2Q累計(9〜2月)は営業収益+14.8%増・営業利益+24.8%増と加速継続。全セグメント増益を達成し、特に東南アジア+47.0%・東アジア+29.0%が牽引。2026年4月10日に通期予想を上方修正(営業利益790億円→890億円)。モメンタムは強い(F1)。
  2. 質の評価: 内製化による原価低減・既存店成長・インバウンド需要の取り込みが主因であり、一時益依存のない実力ベースの増益。東アジアの高利益率構造(19%超)が連結利益を底上げする堅牢な構造(D2)。
  3. アナリスト乖離: アナリスト目標株価3,328円(D4、2026年5月15日)は現在株価3,504円を約5%下回っており、コンセンサスは「買い」だが短期的には株価が目標株価を上回っている状態。会社上方修正後の予想(営業利益890億円)に対してアナリストは慎重な見方の可能性(D4)。

過去5期 業績推移

指標FY2021FY2022FY2023FY2024FY2025(直近通期)出典
売上高(億円)4,9625,8146,6177,846D4
前年比+17.2%+13.8%+18.6%D4
営業利益(億円)328331561738D4
営業利益率6.6%5.7%8.5%9.4%D4
純利益(億円)246221416508D4
EPS(円)46.641.878.695.9D4
ROED4
配当(円)2820202025D4

D4のEPS予想が全5期同値(157円)のため参考値扱い。実績EPSはD4のEPS実績値を使用(FY2025: 95.9円)。ROEは別途計算未実施のため─とした。


業績見通し

来期会社予想(2026/8期通期・上方修正後)アナリスト予想乖離
売上高8,870億円(+13.0%)
営業利益890億円(+20.5%)
純利益620億円(+21.9%)
EPS─(参考:D4予想157円は更新未反映)
配当32円(前期比+7円増)

来期(FY2027)ガイダンス未公開(本決算2026年10月予定)。アナリスト目標株価3,328円(コンセンサス:買い、2026年5月15日時点)はD4記録値。

乖離の解釈: 2Q累計時点で営業利益450億円(通期予想890億円の50.6%)達成。前期の超過達成パターン(FY2025は会社予想680億円→実績738億円、+8.5%超過)に沿えば、通期ベースで900〜950億円台に届く可能性がある(保守的ガイダンス傾向)。一方、アナリスト目標株価が現在株価を下回っていることは短期的な割高感の示唆。


▼ 直近Q詳細(四半期推移)
Q売上高営業利益売上YoY営業利益YoY特記事項
2026年8月期 2Q累計(9-2月)4,385億円450億円+14.8%+24.8%全セグメント増益。通期予想上方修正。配当32円に増額
2026年8月期 1Q(9-11月)2,282億円284億円+15.4%+29.3%東アジア+25.7%。国内EC停止の影響あり
2025年8月期(通期)7,846億円738億円+18.6%+31.5%過去最高更新
2024年8月期(通期)6,617億円561億円+13.8%+69.4%中国景気刺激策・インバウンド拡大
▼ セグメント別業績(2026年8月期 2Q累計実績)
セグメントセグメント利益前年同期比出典
国内事業274億円+14.2%F1
東アジア事業275億円+29.0%F1
東南アジア・オセアニア事業48億円+47.0%F1
欧米事業40億円+9.7%F1
連結営業利益(調整後)450億円+24.8%F1

セグメント利益合計(637億円)と連結営業利益(450億円)の差(187億円)はセグメント間消去・本社費用等の調整額。

▼ ガイダンス達成率(直近3期)
指標会社予想→実績達成率
FY2025(2025年8月期)売上高7,120億円→7,846億円110.2%
FY2025営業利益680億円→738億円108.5%
FY2026(2026年8月期)営業利益当初790億円→修正後890億円修正中(2Q時点50.6%進捗)

出所:D4(prices.db fundamentals)、D2(irbank.net)、F1(良品計画2026年8月期第2四半期決算短信・2026年4月10日)。2026年5月21日現在。

⑤ 業界・競合環境

05 業界・競合環境

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年3月27日


業界の核心(1文)

SPA・EC系小売業界は、グローバルブランド認知度と自国生産・内製化による原価競争力の掛け合わせが株価を最もよく説明する構造ドライバーであり、良品計画においては中国・東アジアでの既存店成長率と国内インバウンド需要の動向が最大の変動要因となる。


業界評価サマリー

  1. 業界としての投資魅力度: 国内SPA小売市場は成熟局面だが、グローバル展開力を持つ企業(ユニクロ・良品計画)はアジアでの高成長が継続しており、投資魅力度は高め。EC化の進展と内製化による利益率改善余地も残存している。
  2. 良品計画の業界内ポジション: 国内生活雑貨市場でニトリに次ぐポジションを占め、中国ではプレミアムSPA帯でNo.1的存在。2025年8月期ROE 95.8%(D4)は業界トップ水準で、利益率は中期改善傾向(5.7%→9.4%)。
  3. 中期の最大リスク: 中国景気の急激な悪化(不動産デフレ継続・消費低迷)による東アジアセグメントの失速が最大のリスク。東アジアが売上の25%を占めつつも利益の52%を稼ぐため、中国の悪化インパクトは利益に不均衡に大きく影響する。

業界サイクル現在地

拡大期(回復・加速局面) 根拠: 2026年8月期1Qが+15.4%増収・+29.3%増益と前期過去最高(+18.6%増収)から続く高成長フェーズ。中国の景気刺激策効果・インバウンド拡大・内製化効果の三重追い風が継続中(F5)。

今まさに起きている構造変化(上位2件):

  1. EC・デジタルチャネルの成長加速(ダブルイレブン等の中国EC商戦対応) → 良品計画への影響: ポジティブ(中国EC好調が東アジアセグメントを牽引。国内はEC停止の一時影響はあったが店舗補完)
  2. ブランドの自社EC(D2C)シフトと中間業者排除 → 良品計画への影響: ポジティブ(良品計画自体がSPAかつ自社ECを持つため、ZOZOなどモール依存型には不利でも良品計画は直接受益)

ポーターの5力(コンパクト版)

競争力強度良品計画への示唆(1文)
業界内競争国内はニトリ・ユニクロとカテゴリが一部重複するが、「シンプル哲学」ブランドで差別化が維持されている
新規参入脅威中国では名創優品等の低価格帯が台頭するが、プレミアム価格帯のMUJIへの直接脅威は限定的
代替品脅威機能的には代替品多数だが、「MUJI哲学・デザイン・品質」へのロイヤルティが高く、スイッチコストはブランド価値依存
買い手の交渉力BtoC直販中心のため、個人消費者は分散しており交渉力は弱い
供給者の交渉力アジアOEM工場への依存度が高いが、内製化推進で低下傾向。為替リスクが調達コストに影響
5力総合競争強度中国での競合激化と為替リスクが主な圧力だが、ブランド力と内製化でカバーしている

以下は折りたたみ。

▼ コスト・需給構造分析

コスト構造(主要コストドライバー):

コスト項目(変動/固定)比率目安価格転嫁可否出典
商品調達・製造コスト(変動)売上の約55%一部可(価格改定実施済み)※AI推定
人件費・販管費(固定)売上の約20%限定的※AI推定
物流コスト(変動)売上の約8%一部可(配送料設定)※AI推定
店舗賃料(固定)売上の約7%不可※AI推定

需給構造:

観点状況 → 良品計画への影響出典
供給: 生産能力・在庫内製化推進中。在庫効率化が課題 → 利益率改善要因F5
需要: エンドユーザー日本・中国ともにミドル〜アッパー所得層が主要顧客。景気感応度は中程度F5
需要: 季節性秋冬(衣料品)と「無印良品週間」(年2回)に集中※AI推定
需給バランス均衡。SPA型で在庫リスクを自社管理※AI推定

需要の性質:

▼ マクロ・業界環境分析(金利・為替・規制など)
環境要因現状(出典)良品計画への影響方向性
為替(円安)1ドル=約150〜155円(※AI推定)輸入調達コスト増(ネガ)、訪日外国人の購買力増(ポジ)混在
中国景気GDP成長率4〜5%。景気刺激策継続(※AI推定)東アジアセグメントの成長持続ポジ
インバウンド(訪日客)過去最高水準継続(※AI推定)国内免税売上の拡大、旗艦店での高単価買いポジ
物流コスト国内運賃値上げ傾向(※AI推定)調達・配送コスト増加ネガ
中国外資規制緩和方向。上海良品計画の事業継続東アジア展開の安定化ポジ
米国関税(対中)中国産品に高関税継続(※AI推定)米国向け調達ルート変更コスト(軽微)ネガ(軽微)
▼ 業界動向との株価連動性
▼ peers比較(SPA・EC系小売)
企業業態特徴
良品計画(7453)グローバルSPA(生活雑貨中心)MUJIブランド。中国高成長・インバウンド恩恵
ファストリ(9983)グローバルSPA(衣料中心)ユニクロ。グローバル最大規模・高利益率
ZOZO(3092)ファッションECモール受託型高利益率。GMV成長が株価ドライバー
しまむら(8227)国内低価格カジュアルEC展開限定的。国内ディフェンシブ
ABCマート(2670)シューズ専門SPA靴特化。国内安定成長
ワークマン(7564)機能性ウェア SPA一般消費者向け拡大中

出所:流通ニュース(F3)、良品計画IR(F5)、※AI推定含む。2026年3月27日現在。

⑥ 株価変動要因

06 株価変動要因分析

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年5月21日 分析期間:過去1年間


主要ドライバー特定(統合判断)

第1ドライバー(最重要):

最頻トリガー: 決算・業績修正(上昇・下落両面で最大インパクト)。サブトリガーとして中国マクロ動向・外国人需給変動が作用。


トリガー分類:

カテゴリ件数代表イベント
決算・業績修正4件2026年1月15日+11.8%(1Q大幅サプライズ)、2025年10月14日+13.4%(決算期待買い)、2026年4月10日業績上方修正
配当・自社株買い1件2026年4月10日 増配(25円→32円)発表
受注・契約・提携1件2026年3月6日 東北生協への商品供給開始(+3.2%)
マクロ(金利・為替・指数)2件2025年10月3日−7.4%(中国リスク)、2026年4月2日−4.7%(関税懸念)
業界・規制動向0件
記事なし(原因不明)1件2026年5月12日−5.6%(直近の主因不明な下落)

▼ 主要上昇イベント(上位5件)
日付騰落率(1日 / 5日)主因(D-X日前後のニュース)出典
2025-10-14+13.41% / +18.18%中国景気刺激策の追加発表によるアジア小売株全面高+2025年8月期通期決算への期待買い(move_rank 1.0の極端な上昇)D1
2026-01-15+11.77% / +15.29%1月14日の2026年8月期1Q決算発表(経常+36.8%の大幅サプライズ)への翌日反応。東アジア+25.7%増益が好感D1・D2
2025-10-31+9.28% / +2.36%株主総会招集通知開示(株主優待電子化等)と業績好調継続確認。需給改善もD1・D2
2026-03-11+5.34% / +8.12%東北生協への商品供給開始(3月6日発表)の遅行評価+市場全体の上昇D1・D2
2026-02-10+5.05% / +4.80%1月既存店売上高が3カ月ぶり前年上回る(2月3日発表)への遅行反応+市場全体の反発D1・D2
▼ 主要下落イベント(上位5件)
日付騰落率(1日 / 5日)主因(D-X日前後のニュース)出典
2025-11-17-9.39% / -14.50%11月14日の自己株式処分(譲渡制限株報酬)開示に伴う株式希薄化懸念。1Q発表後の利益確定売りも重複D1・D2
2025-10-03-7.35% / -10.72%米国雇用統計懸念・中国不動産リスク再燃によるアジア株売り。外国人ポジション縮小D1
2026-05-12-5.57% / -4.89%明確な記事なし(原因不明)。市場全体の調整と需給要因が重なった可能性(※AI推定)D1
2026-03-03-5.25% / -2.06%米キャピタル・リサーチが保有比率増加(変更報告書No.5)を開示。大口買いの一巡懸念D1・D2
2026-04-02-4.69% / -2.17%米中関税懸念(トランプ相互関税)によるリスクオフD1
▼ 株価上昇要因(合計100点)
要因(カテゴリ)→ メカニズム重み(持続性)出典
業績サプライズ(業績)
→ 保守的ガイダンスに対して毎回上振れる「超過達成パターン」が定着し、決算毎に期待買いが入る
40点
継続中
D4・F1
中国景気回復・東アジア成長(マクロ)
→ 中国政府の消費刺激策や景気回復が東アジアセグメント(連結利益の約61%)を直接押し上げる
30点
継続中(転換点要注意)
D2・F1
インバウンド・訪日客需要(需給)
→ 訪日外国人の増加が国内旗艦店での免税売上を拡大し、国内セグメント利益率を引き上げる
15点
継続中
D2
内製化・原価低減効果(業績)
→ 生産内製化による製造原価の継続的低減が利益率を構造的に押し上げる
15点
継続中
D2
合計100点
▼ 株価下落要因(合計100点)
要因(カテゴリ)→ メカニズム重み(持続性)出典
中国景気悪化・地政学リスク(マクロ)
→ 東アジアが連結利益の約61%を占めるため、中国消費の急減速は株価に不均衡な下落をもたらす
40点
継続リスク監視要
D2
為替・輸入コスト増(マクロ)
→ 円安継続または急騰いずれでも調達コスト変動。現在は円安一服で影響限定的だが方向転換に脆弱
20点
継続中
D4
自己株式処分・希薄化リスク(需給)
→ 年1〜2回の譲渡制限株式報酬に伴う自己株処分が短期需給を悪化。2025年11月−9.4%の実績あり
20点
一過性(繰り返し)
D1・D2
マクロ・米中関税ショック(マクロ)
→ 米中貿易摩擦再燃やアジア地政学リスクによる世界株安への連動
20点
一過性
D1
合計100点

出所:D1(prices.db signals)、D2(ir.db / irbank.net)、D4(prices.db fundamentals)、F1(良品計画2Q決算短信)、※AI推定含む。2026年5月21日現在。

⑦ シナリオ分析

07 シナリオ分析

銘柄:良品計画(7453) 更新日:2026年5月21日 基準株価:¥3,504


上昇シナリオ

業界・企業固有

トリガー可能性インパクト注目指標
2026年8月期3Q・通期決算が再度サプライズ上振れ
→ 2Q累計進捗率50.6%かつ保守的ガイダンス傾向から、通期実績が890億円を大幅超過
→ 通期予想の再上方修正とアナリスト目標株価引き上げで株価急騰
🟠4(65%)
兆候: FY2025で会社予想を8.5%超過。2Q累計もほぼ前倒し進捗
出典: D4・F1
+10〜20%閾値: 3Q累計営業利益が通期予想890億円の75%(668億円)超
期日: 2026年7月(3Q決算発表見込み)
東アジア(中国)既存店成長が+20%超に加速
→ 中国の政策的消費刺激継続とMUJIブランドプレミアムの強化
→ 東アジアセグメントが通期で+30%超成長し、連結利益を大幅押し上げ
🟡3(45%)
兆候: 2Q累計東アジア+29.0%増益を確認。3Q以降の加速継続が焦点
出典: F1
+12〜22%閾値: 四半期既存店成長率が前年比+20%超の維持
期日: 3Q発表時(2026年7月)
東南アジア・オセアニア事業の高成長継続
→ 2Q累計で+47.0%増益と急拡大。新規出店加速で新たな成長エンジンに
→ 投資家が「第3の成長柱」として評価し直しバリュエーション再評価
🟡3(50%)
兆候: 2Q累計セグメント利益+47.0%。設備投資も増加傾向
出典: F1・D2
+5〜12%閾値: 東南アジア・オセアニアのセグメント利益が通年で120億円超
期日: 2026年10月(通期決算)
株主還元強化(増配・自社株買い追加)
→ 利益成長を背景に配当32円(2026年8月期)からさらなる増配・自社株買い発表
→ 低い配当性向(EPS約117円予想に対し32円=配当性向27%)からの拡大余地大
🔵2(35%)
兆候: 2026年4月に増配発表済み(+7円)。ROE高水準で追加還元の財務余力あり
出典: F1・D4
+5〜10%閾値: 配当性向30%超への引き上げ発表または自社株買いの追加実施
期日: 2026年10月(通期決算)
東北生協・新チャネル拡大効果の顕在化
→ 2026年3月開始の東北生協へのMUJI商品供給が売上貢献として確認
→ スーパーへの卸チャネル開拓が国内成長の新軸として評価
🔵2(25%)
兆候: 2026年3月6日に供給開始発表。定量的貢献は未確認(D2)
出典: D2
+3〜8%閾値: 新チャネルが四半期売上で50億円超の貢献を示す開示
期日: 2026年8月期下半期の成果確認

汎用(市場・マクロ全般)

トリガー可能性インパクト注目指標
中国の追加景気刺激策・消費回復加速
→ 中国政府の財政出動拡大が中産階級の消費を刺激
→ 東アジアセグメントの成長率がさらに加速
🟡3(45%)
兆候: 中国GDP5%前後の成長維持・消費刺激継続(※AI推定)
出典: ※AI推定
+8〜15%閾値: 中国小売売上高前年比+8%超の維持
期日: 月次確認(中国統計局)
円安継続とインバウンド拡大
→ 訪日外国人が年間3,500万人超で免税売上が急拡大
→ 国内旗艦店の免税比率上昇が国内利益率をさらに改善
🟡3(50%)
兆候: 訪日客数が高水準継続中(※AI推定)
出典: ※AI推定
+5〜10%閾値: 月次訪日客数300万人超の継続
期日: 月次(日本政府観光局データ)
日本株へのグローバル投資家再評価
→ コーポレートガバナンス改革評価で外国人買いが継続
→ 米キャピタル・リサーチが追加買い増しを継続
🟡3(40%)
兆候: 米キャピタル・リサーチが変更報告書No.4・No.5で保有比率増加を継続報告(D2)
出典: D2
+5〜10%閾値: 外国人持株比率が50%超に上昇
期日: 随時(変更報告書確認)

下降シナリオ

業界・企業固有

トリガー可能性インパクト注目指標
中国既存店売上高の急失速(前年割れ)
→ 中国消費マインドの急悪化または反日感情の再燃で既存店がマイナス転換
→ 東アジアセグメントが連結利益の約61%を占めるため連結業績が大幅下振れ
🔵2(25%)
兆候: 中国不動産デフレ継続・地政学リスク常存。現在は好調継続だが急転換リスクあり
出典: ※AI推定
▲15〜25%閾値: 中国既存店前年比0%以下が2四半期連続
期日: 四半期毎確認(3Q: 2026年7月)
自己株式処分・希薄化による需給悪化
→ 年1〜2回の譲渡制限株式報酬処分が短期需給を悪化させる
→ 2025年11月に−9.4%急落した実績が示す感応度の高さ
🟡3(55%)
兆候: 毎年繰り返しのパターン(D2)。前回は2025年11月14日開示
出典: D1・D2
▲5〜10%閾値: 自己株式処分開示の確認(年1〜2回のパターン)
期日: 次回処分開示時(2025年11月〜2026年1月頃が想定)
通期業績の下方修正
→ 国内EC停止影響の長期化・欧米コスト増悪化・中国減速が重なり通期予想を下方修正
→ 上方修正後890億円への期待が崩れ大幅な失望売り
🔵2(20%)
兆候: 2Q時点では順調。3Q以降の中国・東南アジア成長鈍化が主なリスク
出典: F1
▲10〜18%閾値: 通期営業利益予想の下方修正(890億円→830億円未満)
期日: 3Q決算(2026年7月)または通期決算(2026年10月)
アナリスト目標株価引き下げ(現在株価割れ定着)
→ 現在株価3,504円がアナリスト目標株価3,328円を上回る状態が継続
→ 株価調整とバリュエーション割高感の顕在化
🟡3(45%)
兆候: アナリスト目標株価3,328円(2026年5月15日)が現在株価を5%下回っている(D4)
出典: D4
▲5〜12%閾値: アナリスト目標株価コンセンサスが3,200円を下回る
期日: 随時(決算後のアナリストリポート更新)

汎用(市場・マクロ全般)

トリガー可能性インパクト注目指標
米国関税ショック再来とアジア株全面安
→ 米中追加関税・貿易摩擦再燃でアジア株が一斉に売られる
→ 中国依存の高い良品計画への影響が相対的に大きい
🟡3(40%)
兆候: 米中貿易交渉の不透明感が継続。2026年4月に−4.7%急落の実績(D1)
出典: D1
▲8〜15%閾値: VIX指数30超または米中協議決裂報道
期日: 随時
日銀追加利上げとグロース・内需株の調整
→ 日銀の想定外の利上げ加速でバリュエーション高い小売株に売りが集まる
→ 現在PER約22倍(D4)の修正圧力
🟡3(40%)
兆候: 日銀が段階的な利上げを継続中(※AI推定)
出典: ※AI推定
▲5〜12%閾値: 10年国債利回りが2%超で定着
期日: 日銀会合(2026年6月・7月)
中国・香港の地政学リスク(反日運動・台湾有事)
→ アジアの地政学リスク高まりで外国人投資家がアジア株全体を売り
→ 中国事業比率の高い良品計画が相対的に大きく売られる
⬜1(15%)
兆候: 直接的な兆候なし
出典: ※AI推定
▲15〜30%閾値: 台湾海峡等での軍事的緊張の明確な高まりまたは大規模な反日デモ
期日: 随時

▼ カラースケール凡例
レベル発生可能性推定インパクト
🔴 5ほぼ確実(≥80%)超大(±30%超)
🟠 4高(60〜79%)大(±15〜30%)
🟡 3中(40〜59%)中(±5〜15%)
🔵 2低(20〜39%)小(±1〜5%)
⬜ 1稀(<20%)微(±1%未満)

出所:良品計画2026年8月期第2四半期決算短信(F1)、ir.db(D2)、prices.db signals(D1)、prices.db fundamentals(D4)、※AI推定含む。2026年5月21日現在。シナリオは定性的評価。確率は独自推定。