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7267 ホンダ  |  更新: 2026-06-10 03:03
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目次

03 事業概要

銘柄:ホンダ(7267) 更新日:2026年6月10日

事業概要(3行サマリー)

ホンダは四輪・二輪・金融サービス・パワープロダクツを展開するグローバル製造コングロマリットで、二輪では世界シェア約30%・インドと東南アジアで高成長を続け利益率18.3%を誇る。2026年3月期にEV関連損失1兆4,536億円を計上し上場来初の最終赤字(▲4,239億)を記録したが、調整後(EV損失除く)営業利益は1兆393億・純利益7,955億と事業実態は堅調であり、HV主軸への現実路線転換を完了した。2027年3月期は営業利益5,000億(調整後1兆円)・純利益2,600億への黒字回帰が会社ガイダンスで示されており、中長期の成長ドライバーはHV拡充・二輪の東南アジア深耕・トランプ関税リスクの吸収にある。


セグメント別収益構成(2025年3月期実績)

セグメント売上高(億円)売上構成比営業利益(億円)利益構成比営業利益率出典
四輪事業142,00065.5%2,43920.1%1.7%D1
二輪事業36,30016.7%6,63454.7%18.3%D1
金融サービス事業35,10016.2%3,15626.0%9.0%D1
パワープロダクツ等3,8521.8%▲94▲0.8%▲2.5%D1
合計(連結)216,888100%12,135100%5.6%D4

※セグメント利益合計(12,269億概算)と連結営業利益(12,135億)の差はIFRS消去・本社費用によるもの。売上構成では四輪が65%を占めるが、営業利益の54.7%は二輪が稼ぐ構造(四輪利益率1.7% vs 二輪18.3%)。四輪事業はEV開発費・中国競争激化で2023/03期に赤字化、2025/03期も低収益が続く。

2026年3月期(FY2026)通期:EV関連損失1兆4,536億円計上で営業利益▲4,143億・純利益▲4,239億(赤字)。EV損失を除いた調整後営業利益は1兆393億・調整後純利益7,955億と、事業実態は良好。F1(Car Watch 2026/5/14)


EV戦略見直しの詳細(2026年3月〜5月)


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 調整後(EV損失除く)営業利益は1兆393億(利益率約4.8%)を維持。二輪・金融サービスが安定収益源となっており、四輪EV損失は一時費用と見なせる。来期営業利益5,000億ガイダンスは保守的とも読めるが、関税影響▲6,500億の吸収を前提として計上している。※AI推定
  2. 競争優位の方向性: 二輪での優位は拡大(利益率18.3%・世界最大シェア維持)。四輪はEV敗退後のHV路線でトヨタとの差が縮小傾向。中国は地場EVメーカーに市場を奪われており縮小・撤退方向。
  3. 株価との関係: PBR 0.46倍・PER 6.3倍は歴史的割安圏。EV損失を一時費用とみなせば調整後実力EPS(7,955億÷株数)に対して大幅割安。ただし来期ガイダンスEPS(純利2,600億ベース)に基づくと適正圏とも解釈可能。※AI推定

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

セグメント別主要製品

四輪事業(売上65%・利益20%)

二輪事業(売上17%・利益55%)

金融サービス(売上16%・利益26%)

セグメント別売上高推移(irbank)

事業FY2021FY2022FY2023FY2024FY2025
四輪8.57兆9.15兆10.6兆13.6兆14.2兆
二輪1.79兆2.19兆2.91兆3.22兆3.63兆
金融2.49兆2.82兆2.95兆3.25兆3.51兆

出典: D1(irbank セグメントデータ)

地域別売上構成(概算・※AI推定)

地域売上構成比
北米約46%
アジア約36%
日本約7%
欧州約5%
その他約6%

出所:D1(irbank.net セグメントデータ)、D4(prices.db fundamentals)、Honda IR開示(F5)、F1(Car Watch 2026/5/14 決算記事)。2026年6月10日現在。