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6988 日東電  |  更新: 2026-06-08 03:09
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03 事業概要

銘柄:日東電工(6988) 更新日:2026年6月8日

事業概要(3行サマリー)

日東電工は機能性フィルム・テープ・膜を中核とするグローバル素材メーカーで、液晶ディスプレイ用偏光板の世界首位シェア(推定40%超)を握り、140カ国以上で生産・販売を展開する(F2)。オプトロニクスセグメントが売上の約53%・連結営業利益の93%超を担い、精密コーティング・延伸技術の蓄積による高い参入障壁がFY2025の営業利益率32.2%という突出した収益性を支えている(D2/D4)。中長期の成長ドライバーは、2026年5月策定の中期経営計画「Nitto RISE 2028」に掲げた半導体材料(630億円超投資)・フォルダブルディスプレイ向け光学フィルムの拡大にあり、FY2028に営業利益率20%・ROE14%を目指す(F1)。


セグメント別収益構成(直近決算期)

2025年3月期(IFRS)

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
オプトロニクス5,375億円53.0%1,731億円93.2%32.2%D2
インダストリアルテープ3,517億円34.7%460億円24.8%13.1%D2
ヒューマンライフ1,232億円12.2%▲119億円▲6.4%▲9.7%D2
その他0.2億円<0.1%▲122億円▲6.6%D2
合計(連結)10,139億円100%1,857億円100%18.3%D4

※セグメント利益合計(1,950億円)と連結営業利益(1,857億円)の差93億円は本社費用・セグメント間消去による(IFRS構造)。利益構成比は連結営業利益を分母とした比率。

オプトロニクスが利益の実質的な全額を稼ぎ、ヒューマンライフ・その他の赤字(計241億円)を吸収している構造。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率はFY2022〜FY2025で15.5%→18.3%へ上昇基調。ROEも10〜13%台で安定し、過去5期を通じて収益性は維持・改善傾向にある(D4)
  2. 競争優位の方向性: 偏光板コアの優位は安定的だが、OLED普及加速が中期的な構造圧力。半導体材料分野(インダストリアルテープのダイシングテープ)では設備投資を拡大中(FY2025投資額479億円)であり、新領域での地位確立が進行中。Nitto RISE 2028では半導体材料への630億円超投資を明示(D2/F1)
  3. 株価との関係: PBR1.97×・PER16.0×(2026年6月5日時点)はROE13%台の高品質企業として概ね適正〜やや割安圏。Nitto RISE 2028の半導体材料拡大とヒューマンライフ構造改革(FY2028目標黒字転換)が進捗すれば上方修正余地がある(D1/D4/※AI推定)

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

地域別売上構成

地域別売上の詳細数値:取得不可(IRデータ未取得)

中期経営計画「Nitto RISE 2028」(2026年5月29日策定)

出所:irbankセグメントデータ(D2)、prices.db fundamentals(D4)、WebSearch(F1/F2)。2026年6月8日現在。