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6532 ベイカレント  |  更新: 2026-05-20 08:15
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目次

03 事業概要

銘柄:ベイカレント(6532) 更新日:2026年5月20日

⚠️ 事業モデル変化あり: 2024年9月持株会社体制へ移行。「ベイカレント・コンサルティング(上流)」と「ベイカレントテクノロジー(下流IT実装)」の2社体制に再編。従来の「戦略+IT一体型」から垂直分離モデルへ転換。


事業概要(3行サマリー)

  1. 経営戦略・DX・業務変革を一体提供する国内独立系最大手ITコンサルティングファーム。国内を主戦場とし、2026年2月期通期実績で売上高1,483億円・営業利益509億円を達成した(F1)。
  2. 大手外資系ファームと異なり「独立系日系ファーム」として利益相反なく上流から下流まで一気通貫で支援できる点が差別化の核心。コンサルタント1人当たり売上が計画を上回る水準で推移しており、高い稼働率と単価を維持している(F1)。
  3. 2024年9月の「コンサルティング+テクノロジー」2社体制移行により、上流戦略策定から基幹システム実装(SAP/Salesforce等)まで垂直統合したサービスをワンストップ提供し、AIエージェント実装支援・米国現地法人設立(2026年2月)による海外展開を軸に成長加速を図る。

セグメント別収益構成(直近決算期:2026年2月期)

単一セグメント(コンサルティング事業のみ)。

セグメント売上高構成比営業利益構成比利益率出典
コンサルティング(単一)1,483億円100%509億円100%34.3%D4/F1
合計(連結)1,483億円100%509億円100%34.3%

※ 2026年2月期(FY2026)実績。セグメント分割なし(単一報告セグメント)。D4: prices.db/fundamentals。F1: 決算短信・決算説明会資料(2026年4月14日開示)。


セグメント内訳

コンサルティング事業(単一セグメント)の主要サービス:

単一セグメントのため利益率格差は開示されないが、コンサルティング(上流)は稼働率と単価が直結する労働集約型ビジネスであり、IT実装(下流)比較で人員効率が高い一方、テクノロジー側はリカーリング収益(運用保守)で利益安定化に貢献する構造設計(F1)。


地域別売上構成

地域売上構成比出典
国内≈99%(推定)※AI推定
海外(米国現地法人、2026年2月設立)≈1%未満(初期段階)D2(IR開示)

国内収益が実質的に全体を占める。海外展開は米国現地法人設立(2026年2月18日開示)が第一歩であり、現時点での寄与は軽微(D2: IR記事)。


中期経営計画(最新:FY2027ガイダンス)

FY2026実績で12期連続最高益を達成し、FY2027は売上・利益ともに+27〜28%成長のガイダンスを提示。成長の継続性に対して経営陣は高い自信を示している(D2/F1)。


競合比較

企業売上(億円)営業益率特徴出典
ベイカレント(6532)1,483(FY2026)34.3%国内独立系、上流〜実装一体D4/F1
野村総合研究所(4307)ITサービス+コンサル、銀行・証券向け強み
SHIFT(3697)ソフトウェアテスト・品質保証特化
アクセンチュア(参考)グローバル外資系、SIからコンサルまで

※競合財務数値はWebSearch上限のため「─」。営業利益率34.3%は独立系純コンサルとして国内最高水準(※AI推定)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. ビジネスモデルの持続可能性: ROE35.8%(F1・FY2026実績)・営業利益率34.3%(D4/F1・FY2026)は過去5期連続で高水準を維持。売上は576→761→939→1,161→1,483億円と毎期+20%超の成長を継続。FY2027も+28.1%成長をガイダンスで提示しており、人材確保を継続できる限り高マージン構造は維持可能と判断(F1)。
  1. 競争優位の方向性: 外資系大手がオフショア活用・グローバルリソースで単価を下げる中、ベイカレントは「日本市場特化・独立系」のポジショニングを強化しており、価格競争から距離を置いている。テクノロジー会社設立により実装領域での競合(SHIFT等)との差別化も進行中。競争優位は現時点では拡大中と評価(F1・※AI推定)。
  1. 現在の事業価値と株価の関係: PER23.1倍・PBR─(D4・2026-05-19)。アナリスト目標株価6,953円(D2・2026-05-15)に対して現在株価5,756円で乖離+20.8%。12期連続最高益・FY2027+28%成長見込みに対してPER23倍は成長スピードと比較してむしろ割安方向と解釈できる(※AI推定)。

→ 06_drivers.md への引き継ぎ: 競争優位は現在拡大中と判断。外資系・同業コンサルのニュースに対する感応度は相対的に低め(独立系ポジショニングにより)。ただし採用競争・人件費上昇関連のニュースは感応度高め。


▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

出所:ベイカレント 2026年2月期決算短信・決算説明会資料(F1・2026年4月14日開示)、ir.db(D2)、prices.db/fundamentals(D4)。2026年5月20日現在。