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6473 ジェイテクト  |  更新: 2026-06-03 03:03
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03 事業概要

銘柄:ジェイテクト(6473) 更新日:2026年6月3日

事業概要(3行サマリー)

ジェイテクトはトヨタグループの機械・部品メーカーで、自動車向けステアリングシステム・軸受を核に「自動車」「産機・軸受」「工作機械」の3事業を展開し、売上の約70%が自動車向けとなっている。電動パワーステアリング(EPS)と円筒研削盤で世界トップシェアを有し、グループ内の垂直統合型のモノづくり技術が差別化要因となっている(D4/F1)。2026年5月に欧州自動車事業7子会社の正式譲渡契約を締結し不採算体制からの脱却が完了しつつあり、FY2027はリストラコスト剥落による営業利益倍増(248億→500億)を見込む構造改革完了局面にある(D2/F1)。


セグメント別収益構成(直近決算期:2025年3月期)

データ取得手順: get_irbank_segment.py(ステップ1取得済み)。[WARN]はセグメント利益と売上高の比較誤検出(正常値)。

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
自動車13,300億円70.7%383億円59.3%2.9%D4
産機・軸受3,523億円18.7%87億円13.5%2.5%D4
工作機械1,990億円10.6%174億円27.0%8.7%D4
合計(連結)18,813億円100%644億円100%3.4%

※IFRS セグメント利益ベース。連結営業利益385億(利益率2.0%)とは定義が異なり、本社費用・セグメント間調整(▲259億)を除いた数値。

工作機械セグメントの利益率8.7%は自動車・産機の3倍超で高付加価値。産機・軸受は前年比▲31.8%と最大の落ち込み。

【FY2026速報】売上収益1兆9,249億(+2.2%、過去最高)、営業利益248億(▲35.4%、欧州事業「その他費用」計上が主因)、純利益は9期ぶり最高益(前年比約4.2倍)。セグメント別数値は決算短信で要確認(F1)。


強み・弱み

1. EPS(電動パワーステアリング)・円筒研削盤で世界トップシェア。自動車の電動化方向に対応済みで中長期の需要持続性がある(F1)。

2. トヨタグループの安定した受注基盤。部品・機械の両軸でグループ内に深く組み込まれており、受注の下限が安定している(D4)。

3. 工作機械事業は利益率8.7%と高付加価値で、自動車依存緩和の戦略的収益柱として機能(D4)。

1. 売上の約70%が自動車向けで、EV転換加速・自動車生産調整リスクへの感応度が高い(D4)。

2. 慢性的な低収益性:連結営業利益率は2〜3%台で推移(FY2026実績: 1.3%)、自動車部品業界内でも低水準(D4)。

3. 欧州事業の処理コストが長期間にわたって純利益を圧迫。譲渡契約は2026年5月締結済みだが一時費用の剥落確認は今後(D2)。


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期の営業利益率は2.0〜3.3%で推移し、FY2026は欧州事業関連費用により一時的に1.3%に急落。FY2027ガイダンス営業利益500億(利益率約2.7%)が達成されれば正常化水準への回帰となるが、ROE・ROAの実力値は依然低く資本コストを下回る状態が続く(D4)。
  2. 競争優位の方向性: 欧州事業撤退による資源集中と工作機械・軸受の高付加価値化は正方向。ただし中国や欧州メーカーとの軸受競争は激化しており、産機セグメントの優位性拡大には時間を要する(F1/※AI推定)。
  3. 株価との関係: PBR0.86倍(D1)は純資産水準に近い評価。FY2027ガイダンスの達成確認が進めばROEの改善を先取りしてPBR1倍回復も視野に入る。現在値(¥2,021)はアナリスト目標株価2,108円(D1)をやや下回り、構造改革の完了を待つ「適正〜やや割安」水準と判断する(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

第二期中期経営計画(2024〜2026年度)

セグメント別 過去4期推移(売上収益)

セグメントFY2022FY2023FY2024FY2025
自動車0.97兆1.14兆1.34兆1.33兆
産機・軸受3,116億3,515億3,581億3,523億
工作機械1,515億1,839億1,890億1,990億

出典: D4(get_irbank_segment.py)

出所:ジェイテクトIR・irbank(D4/F1)、WebSearch(F1)。2026年6月3日現在。