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6472 NTN  |  更新: 2026-06-02 03:34
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03 事業概要

銘柄:NTN(6472) 更新日:2026年6月2日

事業概要(3行サマリー)

NTNは世界第4位のベアリング(軸受)メーカーで、等速ジョイント(CVJ)・ハブベアリング・精密機器を主力製品とし、米州・欧州・日本・アジア他の4地域で製造・販売を展開する。ハブベアリングで世界首位シェア、CVJでも世界高シェアを維持しており、自動車・産業機械・鉄道・航空機の幅広い産業に部品を供給する(F2)。2026年5月に日本精工(NSK)と共同持株会社設立による経営統合の基本合意を締結し、2027年10月に持株会社を設立予定。統合によりベアリング世界最大規模が誕生し、コスト競争力強化・グローバル再編への対応が中長期の最重要ドライバーとなる(D2)。


セグメント別収益構成(2025年3月期)

FY2026(2026年3月期)のセグメント別実績はirbank未公表(取得不可)。直近取得済みのFY2025実績を使用。

セグメント売上高構成比営業利益利益率出典
日本2,152億円26.1%112億円5.2%F1
米州2,695億円32.7%▲4億円-0.1%F1
欧州1,863億円22.6%▲42億円-2.2%F1
アジア他1,545億円18.7%148億円9.6%F1
合計(連結)8,255億円100%230億円2.8%D4

セグメント単純合計214億円と連結230億円の差(約16億円)は消去・全社費用による。米州・欧州は継続的赤字。アジア他が最高利益率(9.6%)で全社黒字の支柱。FY2026通期では連結営業利益が310億円(前期比+35%)に大幅改善(F2)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率はFY2025の2.8%からFY2026で3.8%(310億/8,263億)に改善。ただし米州・欧州の構造的損失が続く間は、ROEの安定的向上は困難(D4/F2)。
  2. 競争優位の方向性: NSK統合合意により個社競争から統合体の規模競争へシフト。中国メーカー(CITIC Dicastal等)の台頭に対し、統合による規模・コスト競争力強化が狙い。技術的優位(ハブ・CVJ)は維持されているが、統合完了前は経営リソースが分散するリスクがある(D2/※AI推定)。
  3. 株価との関係: PBR1.13倍(D1)、PER18.7倍(D1)。FY2026黒字転換(EPS23.4円)とNSK統合プレミアムで株価は2026年4月から大幅上昇(+28%超)。アナリスト目標株価396円(D1)は現値(442.8円)を下回り、統合期待のプレミアムを一部反映済み。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

出所:irbank.net/6472/segment(F1)、株探・IRニュース(F2)。2026年6月2日現在。