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6471 日精工  |  更新: 2026-06-02 03:28
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03 事業概要

銘柄:日本精工(6471) 更新日:2026年6月2日

事業概要(3行サマリー)

日本精工(NSK)はベアリング(転がり軸受)・ボールねじ・電動パワーステアリング(EPS)を主軸とする精密機械メーカーで、1916年の国産初ベアリング製造以来、世界第3位の軸受メーカーとして日・米・欧・アジアに50拠点超の製造ネットワークを持ち、売上9,116億円(FY2026)・従業員約2万名超の規模を誇る。独自のトライボロジー(摩擦・潤滑制御)技術による超精密・長寿命ベアリングは工作機械・半導体製造装置向けで高い参入障壁を形成しており、EPSでも世界トップ水準のシェアを維持する。中長期の最大の成長ドライバーは2027年10月予定のNTNとの経営統合で、合算シェアが世界首位となり、コスト削減・調達力強化・フィジカルAI対応部品の共同開発による収益構造転換が期待される。


セグメント別収益構成(直近決算期:FY2025 2025年3月期)

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
自動車4,017億円50.4%161億円49.9%4.0%D1
産業機械3,615億円45.4%139億円43.1%3.8%D1
その他335億円4.2%23億円7.1%6.8%D1
合計(連結)7,967億円100%323億円100%4.1%D1

※FY2026(2026年3月期)の連結売上高は9,116億円(+14.4%)・営業利益388億円(+36.4%)に拡大(F1)。セグメント別FY2026数値は未取得。

自動車と産業機械で売上の約96%を占める二大事業体制。ステアリング事業の連結子会社化がFY2026売上急増の主因。

2026年3月期(FY2026)の「その他」セグメント営業利益4.84億円(前期比-78.6%)は大幅悪化(D1)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: FY2026は売上9,116億・営業388億・純利228億と大幅改善。ステアリング子会社化と売価転嫁が主因で、構造的な利益率改善かは来期以降の実績で判断が必要(D4/F1)。ROEは約3.5%前後まで回復見込みだが依然として資本コストを下回る水準(※AI推定)。
  2. 競争優位の方向性: NSK×NTN統合により規模の優位は大幅強化される方向。ただし統合完了(2027年10月予定)までは不確実性が高く、統合コストや文化統合リスクが存在する。汎用ベアリングでの中国メーカーとの価格競争は構造的に継続(※AI推定)。
  3. 株価との関係: PBR 0.90倍(FY2026)は簿価割れが継続。PER 20.6倍は統合期待込みの水準。統合シナジーが実現すればバリュエーション再評価余地があるが、統合リスク・コストとのトレードオフが課題(※AI推定)。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品(セグメント別)

NSK×NTN経営統合の概要

中期経営計画(MTP2026)

出所:irbank.net セグメントデータ(D1)、NSK IR開示記事(D2)、prices.db fundamentals(D4)、WebSearch 2026年5月12日決算短信・統合発表(F1)。2026年6月2日現在。