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5711 三菱マテリアル  |  更新: 2026-06-03 03:25
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03 事業概要

銘柄:三菱マテリアル(5711) 更新日:2026年6月3日

事業概要(3行サマリー)

三菱マテリアルは非鉄金属・素材の総合メーカーで、銅製錬(金属事業)が売上の約61%を占め、切削工具・タングステン製品(加工事業)、高機能電子材料(高機能製品)、再生可能エネルギー事業を展開するコングロマリット型企業。独自の強みは世界有数のタングステンリサイクル能力(欧州H.C.Starck・米国ReElement Technologies連携)と直島製錬所を中心としたE-Scrap二次原料処理技術にあり、2035年度までにE-Scrap処理量倍増計画を推進中。2026年5月28日に銅精鉱購入および電気銅等販売に係る事業統合の最終契約を締結し、金属事業の再編・効率化が企業固有の中長期成長ドライバーとして進行中。


セグメント別収益構成(2025年3月期)

: セグメント利益はirbank取得値(経常利益ベース)。連結営業利益371億円とは定義が異なる(全社費用・セグメント間消去調整後の連結値と一致しない)。2026年3月期の完全なセグメント別利益内訳はデータ取得待ち。

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
高機能製品4,919億円25.1%31.6億円4.3%0.6%D2
金属事業12,000億円61.2%412億円55.6%3.4%D2
加工事業1,442億円7.4%85.4億円11.5%5.9%D2
再生可能エネルギー83.4億円0.4%26.1億円3.5%31.3%D2
その他1,153億円5.9%186億円25.1%16.1%D2
合計(セグメント計)19,597億円100%741.1億円100%3.8%

※セグメント利益は経常利益ベース。連結営業利益371億円(利益率1.9%)とは全社費用・消去調整により大きく乖離。金属事業が利益の過半を占めるが、商品市況感応度が高く安定性は低い。

2026年3月期(FY2026): irbank未更新のため、金属事業のみ経常利益149億円(-19.9%)が部分取得済み(D2)。完全なセグメント内訳は開示資料確認要。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率は1.5〜3.1%の低水準で推移(D4過去4期)。FY2027は更に低下見通し(約1.5〜2.0%想定)。ROEは3〜8%と資本効率が低く、持続的な競争優位とは言い難い。ただしタングステン・クリティカルミネラルリサイクル事業は参入障壁が高く、特化した収益化が実現すれば改善余地あり
  2. 競争優位の方向性: 汎用金属製錬での差別化は困難だが、クリティカルミネラル分野では欧米政策の後押しにより優位性が拡大傾向。競合(住友金属鉱山、DOWA等)と比べてリサイクル・二次原料特化の方向感が明確。銅精鉱購入・販売事業の統合による金属事業効率化も競争力補強に寄与
  3. 株価との関係: PBR0.97倍・PER15.0倍はFY2027の減益見通し対比では適正〜やや割高(※AI推定)。アナリスト目標株価4,560円(D4)を約+10%上回る現在株価5,043円は、クリティカルミネラル・テーマによるプレミアムが加算されていると解釈される。ただし2026-05-14に本決算後-12.1%の急落があり株価調整局面入り

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

中期経営計画(2026〜2028年度)

出所:irbank.net(D2)、WebSearch(F1)、D4(prices.db fundamentals)。2026年6月3日現在。