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5406 神戸鋼  |  更新: 2026-05-30 03:09
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03 事業概要

銘柄:神戸鋼(5406) 更新日:2026年5月30日

事業概要(3行サマリー)

神戸製鋼所は鉄鋼・アルミ・素形材・機械・電力を複合的に展開する国内大手総合素材・機械メーカーで、売上2.4兆円規模・国内高炉鉄鋼3位(日本製鉄・JFEに次ぐ)。自社石炭火力発電(神戸1〜4号機)が電力セグメント利益率20%超の「電力バッファ」として機能し、自動車向けアルミ板でアジア有数のサプライヤー地位・機械系では圧縮機の世界シェアを保有する多角化が最大の差別化要因。中計(2024〜2026年度)ではROIC 6〜8%目標のもと、神鋼鋼線工業の完全子会社化(2026年5月)や電力のバイオマス/アンモニア混焼転換など事業再編・脱炭素を軸にFY2027営業利益1,500億円回復を目指す。


セグメント別収益構成(2025年3月期)

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
電力2,588億円10.1%523億円32.0%20.2%D2
鉄鋼アルミ10,800億円42.3%237億円14.5%2.2%D2
建設機械3,879億円15.2%188億円11.5%4.8%D2
素形材3,044億円11.9%107億円6.5%3.5%D2
機械2,516億円9.8%326億円20.0%13.0%D2
エンジニアリング1,724億円6.7%161億円9.9%9.3%D2
溶接932億円3.6%52億円3.2%5.6%D2
その他74億円0.3%38億円2.3%51.5%D2
合計(連結)25,557億円100%1,633億円100%6.4%

※ セグメント利益はirbank掲載の経常ベース(持分法利益等を含む可能性あり)。連結営業利益1,587億円とは定義が異なる(セグメント合計との乖離約932億円は本社費用・セグメント間消去による)。電力の利益率20.2%に対し鉄鋼アルミは2.2%と格差が大きく、電力が全体利益の3割強を支える構造。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: ROEはFY2022の7.4%からFY2024の10.4%に改善後、FY2025(2025年3月期)は純利1,202億円・ROE推定10.3%。FY2026(2026年3月期)は純利937億円に減少し、ROEは8.1%程度に低下(自己資本約11,600億円想定・※AI推定)。FY2027ガイダンスで純利1,000億円・ROE回復を目指すが電力に依存した構造は変わらず。
  2. 競争優位の方向性: 電力・機械・エンジニアリングは安定〜拡大傾向。鉄鋼アルミはグローバル供給過剰(特に中国)により競争環境が悪化。アルミ板でのEV向けポジションは強化方向だが、短期的には収益改善余地が限定的。
  3. 株価との関係: PBR0.68倍・PER7.2倍(2026-05-29時点)は歴史的割安圏。ただし電力のカーボンリスクと鉄鋼の市況依存を織り込んだ構造的ディスカウントであり、FY2027ガイダンス達成(営業利益1,500億円)もしくは電力事業の脱炭素転換進展が織り直しの契機となりうる。※AI推定

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

中期経営計画(2024〜2026年度)

出所:D2(irbank セグメントデータ)、D4(prices.db fundamentals)、F1(WebSearch:決算短信 2026/05/11)。2026年5月30日現在。