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4911 資生堂  |  更新: 2026-05-18 08:14
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03 事業概要

銘柄:資生堂(4911) 更新日:2026年5月18日


事業概要(3行サマリー)

資生堂は国内首位・世界第5位の総合化粧品メーカーで、スキンケアを核に日本・中国・トラベルリテール・米州・欧州・アジアパシフィックの5地域で展開する。「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「NARS」「エリクシール」等の自社プレステージブランドと100年超の皮膚科学研究蓄積を競争優位の根幹に持ち、150か国超の販売ネットワークを有する。「アクションプラン 2025-2026」での構造改革(コスト削減250億円規模・工場閉鎖・ブランド選択集中)を経て、2030年中期経営戦略では売上高1.5兆円・コア営業利益率10%以上を目指す成長フェーズへの転換を図る。


セグメント別収益構成(直近決算期)

FY2025(2025年12月期)実績 — 地域別セグメント制(irbank取得 D2)

セグメント売上高構成比出典
日本2,953億円30.4%D2
中国・トラベルリテール3,422億円35.3%D2
欧州1,411億円14.6%D2
米州1,066億円11.0%D2
アジアパシフィック733億円7.6%D2
その他114億円1.2%D2
合計(連結)9,700億円100%D4

連結営業利益:▲288億円(コア営業利益445億円・コア利益率4.6%)。セグメント別営業利益はIRBANK上に一部データ欠落があるため売上高のみ記載。

FY2025に米州セグメントで減損損失513億円を計上(Drunk Elephant関連のれん減損)。

利益率はコアベース(非経常除く)でグローバル全体が4.6%、日本セグメントは相対的に高収益。中国・トラベルリテールはFY2025も▲4.3%減収と苦戦が続く。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期のコア営業利益率は10.0%(FY2021)→4.4%(FY2022)→2.9%(FY2023)→コア4.6%(FY2025)と低下基調から底打ちの兆し。FY2026の7%目標は構造改革費用一巡・日本高収益化が前提で達成可能性はあるが、中国回復前提の場合は慎重評価が必要。
  2. 競争優位の方向性: 日本・欧州では優位性を維持。中国では国産ブランドとの競争が激しく縮小傾向。米州はDrunk Elephant減損で競争優位が毀損、立て直しが急務。
  3. 株価との関係: PER23.8倍・PBR1.96倍(D1)は構造改革完成後の収益力(コア営業利益率7〜10%)を一定程度織り込む水準。FY2026黒字転換が実現すれば適正圏内だが、中国回復遅延・米州下振れが重なると割高感が出る可能性(※AI推定)。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要ブランド(セグメント別)

セグメント主要ブランド
日本クレ・ド・ポー ボーテ、エリクシール、MAQuillAGE、インテグレート、SHISEIDO
中国・TRSHISEIDO、クレ・ド・ポー ボーテ、d プログラム
欧州SHISEIDO、NARS
米州Drunk Elephant(スキンケア)
APSHISEIDO、NARS、ELIXIR

地域別売上構成(FY2025実績)

地域売上高構成比
中国・トラベルリテール3,422億円35.3%
日本2,953億円30.4%
欧州1,411億円14.6%
米州1,066億円11.0%
アジアパシフィック733億円7.6%
その他114億円1.2%

中期経営計画

出所:資生堂決算短信・決算説明資料(F5)、irbank.net(D2)、D4(prices.db)。2026年5月18日現在。