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4755 楽天グループ  |  更新: 2026-05-28 03:03
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03 事業概要

銘柄:楽天グループ(4755) 更新日:2026年5月28日

事業概要(3行サマリー)

楽天グループは楽天市場(国内最大級のECモール)を核に、フィンテック(楽天カード・楽天銀行・楽天証券)、モバイル通信(楽天モバイル)など約70の事業を国内外で展開する総合ITコングロマリット。楽天ポイント共通基盤(年間流通規模1兆円超)が全事業をつなぐエコシステムを形成し、楽天カード会員数3,000万枚超という規模的優位が顧客の離脱障壁となっている。2026年5月に楽天銀行の株式交付による楽天カード・楽天証券の子会社化という大規模フィンテック再編を発表しており、グループの金融事業を統合強化するとともに、2026年1Q(1-3月期)にはモバイル事業初のQ1 IFRS営業利益黒字(+304億円)を達成したことで、黒字化の構造転換が確認された。


セグメント別収益構成(直近決算期:2025年12月期)

セグメント売上高構成比※出典
インターネットサービス13,697億円54.9%D4
フィンテック9,759億円39.1%D4
モバイル4,828億円19.3%D4
セグメント間消去等▲3,318億円※AI推定
合計(連結)24,966億円100%D4

※構成比はセグメント合計(28,284億円)と連結売上高(24,966億円)の差額をセグメント間消去として算出(※AI推定)。合計は連結売上高を100%とする。

セグメント利益(2025年12月期通期):

セグメント利益指標金額YoY出典
インターネットサービスNon-GAAP営業利益889億円+4.5%F1
モバイルEBITDA+288億円+651億円改善F1
フィンテックセグメント利益取得不可(irbank未表示)

連結営業利益:144億円(利益率0.6%)。 モバイルは設備投資負担(減価償却費)が大きいため、EBITDAは黒字でも連結GAAP営業利益ベースでは引き続き赤字寄与。インターネットサービスが安定した収益貢献セグメント。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益は2024-12FYに530億円で黒字転換したが2025-12FYは144億円へ後退。ただし2026年1QはIFRS営業利益+304億円と大幅改善しており、モバイル損失縮小の加速が確認された。最終赤字は5期継続しているがEBITDAベースでは改善トレンドが明確。(D4・F2)
  2. 競争優位の方向性: 楽天ポイントエコシステムはPayPayグループとの競争が続くが、金融・ECの規模優位は維持中。モバイルの費用構造改善(オープンRAN)が進めばエコシステム強化に繋がり、優位性は拡大方向に転じる可能性がある。フィンテック再編により金融統合シナジーも期待される。(D2・※AI推定)
  3. 株価との関係: PER算出不可(最終赤字継続)、PBR非公表。現在株価750円(2026-05-27)に対してアナリスト目標株価997円(2026-05-22)は約33%のアップサイドを示唆。1Q黒字化達成を受けて連結黒字化前提の期待先行型評価が強まっている。(※AI推定)

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要サービス(セグメント別):

地域別売上構成: 日本国内が主体。Viberを通じた海外ユーザー基盤あり(定量データ取得不可)。

中期経営計画: 2026年度はNon-GAAP営業利益およびIFRS営業利益の大幅増益を方針とし、モバイルとエコシステムのシナジー拡大、AI活用加速、人材開発強化の3領域に注力。数値目標は非公開。(F2)

出所:irbank.net(D2)、楽天グループIR決算ハイライト(F1)、prices.db fundamentals(D4)、WebSearch(F2)。2026年5月28日現在。