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4704 トレンド  |  更新: 2026-05-27 03:23
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03 事業概要

銘柄:トレンド(4704) 更新日:2026年5月27日

事業概要(3行サマリー)

トレンドマイクロは日本最大のサイバーセキュリティ企業であり、個人・法人・クラウド向けセキュリティソフトウェアを日本・アジア・欧州・米州の4地域でグローバルに展開している。主力製品「Trend Vision One」はエンドポイント・クラウド・メール・ネットワークを統合するXDRプラットフォームで、2025年12月期の連結営業利益率は20.9%と国内ソフトウェア大手上位水準に位置する。中長期成長ドライバーとして生成AI活用の次世代SOC(Security Operations Center)向けサービスの拡充と、企業向けサブスクリプション型収益の拡大を推進しており、2026Q1はAI需要追い風で売上+9.4%の増収加速を示した。


セグメント別収益構成(直近決算期)

2025年12月期(IFRS)。セグメントは地域別区分。

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
日本878億円31.8%207億円36.3%23.6%F1
アジア・パシフィック715億円25.9%130億円22.8%18.2%F1
欧州614億円22.2%123億円21.6%20.0%F1
アメリカズ552億円20.0%110億円19.3%19.9%F1
合計(連結)2,759億円100%570億円100%20.7%

注:セグメント合計と連結報告値(売上2,760億・営業利益578億)の差は本社・消去等によるもの。セグメント合計570億 vs 連結578億の乖離はIFRS構造(本社費用・消去)による(F1)。

日本セグメントの利益率(23.6%)が最高で収益の中核。アメリカズは前期比−6.1%(588億→552億)と唯一減収だったが、2026Q1では改善傾向の兆候が報告された。


強み・弱み


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期の営業利益率は13〜23%とブレが大きい(2022−2023年に構造改革コスト発生)が、2024−2025年は20%超まで回復。2026Q1で155億(1Q利益率21.1%)と高水準維持しており、通期での費用吸収力は実証済み。
  2. 競争優位の方向性: Vision Oneプラットフォーム化により製品統合度で優位性を維持しているが、米国市場ではCrowdStrike・Palo Alto Networks等に対してシェア獲得が遅れており縮小傾向。一方、AI SOC領域での先行展開が新たな差別化軸となりつつある(※AI推定)。
  3. 株価との関係: PER23.5(D4)は国内サイバーセキュリティ企業として概ね適正。アナリスト目標株価コンセンサス6,805円(2026-05-22時点・現値6,179円比+10.1%)は上値余地ありと示唆(※AI推定)。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

出所:IRBank セグメントデータ(F1)、WebSearch(F2)。2026年5月27日現在。