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4689 ラインヤフー  |  更新: 2026-05-27 03:19
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03 事業概要

銘柄:ラインヤフー(4689) 更新日:2026年5月27日

事業概要(3行サマリー)

LINEヤフーは「Yahoo! JAPAN」ポータルと「LINE」メッセンジャーを運営するソフトバンクグループ傘下の総合デジタルプラットフォーム企業で、メディア・コマース・戦略(PayPay)の3セグメントで日本最大規模のインターネット事業を展開する。LINE MAU 9,600万人超×Yahoo! JAPAN月間利用者8,400万人超のデュアルプラットフォームに基づくIDデータ活用型広告(アカウント広告)が差別化の核であり、FY2026通期売上収益は初の2兆円超(2兆363億円、前期比+6.2%)・営業利益3,413億円(+8.3%)を達成した。中長期ではPayPay(5,000万ユーザー超、2026年3月米国ADR IPO完了)の金融サービス収益化と、カカクコム資本政策最適化によるグループシナジー拡大が企業固有の成長ドライバーとなる。


セグメント別収益構成(直近決算期)

直近決算期:2026年3月期(IFRS基準)

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
コマース事業8,576億円42.1%F1
メディア事業7,351億円36.1%F1
戦略事業4,457億円21.9%F1
その他61.5億円D1
合計(連結)20,363億円100%3,413億円100%16.8%F1

セグメント別営業利益の通期内訳は決算短信未確認のため取得不可。参考値としてirbank生データにてFY2025実績:メディア事業2,168億円(利益率30%)、コマース事業1,038億円(12.3%)、戦略事業340億円(10%)。FY2026はPayPay子会社化(2025年9月)・戦略事業の売上+30.6%成長が顕著で、戦略事業利益率の大幅改善が見込まれる。なおIFRS基準では本社費用・セグメント間消去が含まれるため、セグメント合計と連結営業利益の間に乖離が生じる。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率はFY2022の12.1%→FY2026の16.8%へ改善傾向で、来期(FY2027)ガイダンスは売上+10%・調整後EBITDA+17.8%とさらなる拡大を見込む。ROEはFY2022の2.9%→FY2026(純利益1,936億円/自己資本約3兆円)で約6.4%への改善が見込まれるが、30兆円超の資産規模から8%超への到達は容易でない。
  2. 競争優位の方向性: LINEのメッセージ起点広告は差別化できているが、TikTok/Instagramのリール広告の台頭で優位幅は縮小方向。PayPayはネットワーク効果で拡大中であり、金融サービスへの広がりが次の優位の源泉となる。カカクコムへの資本政策提案(2026年5月)はグループ価値最大化の動き。
  3. 株価との関係: PBR0.92(1倍割れ)、PER18.7倍(現値401円、2026年5月27日時点)。ROE6%台に対してPBR0.92は理論上は割安圏。アナリスト目標株価508円は現値比+27%の乖離で買いコンセンサス(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

出所:LINEヤフー2026年3月期決算短信(F1)、株探・IR資料(F2)。2026年5月27日現在。