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4503 アステラス  |  更新: 2026-05-19 03:22
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04 業績分析

銘柄:アステラス製薬(4503) 更新日:2026年5月19日 直近決算:2026年3月期(FY2026)


業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: FY2026(2026年3月期)通期でコア営業利益5,557億円(前期比+41.6%)、純利益2,915億円(前期比+5.7倍)と大幅増益。パドセブ・ビロイを中心とした重点戦略製品の急成長とコスト最適化が主因。ただし決算発表(2026年4月27日)後は株価が3日連続で下落しており、FY2027ガイダンスの内容が失望を招いた可能性がある(D2/F1)
  2. 質の評価: IFRS報告ベースの営業利益は410億円(減損損失等含む)に対し、コア営業利益は5,557億円と乖離が大きい。FY2026は無形資産の減損損失が計上されており、実力ベースのコア指標での評価が適切(D2/D4)
  3. アナリスト乖離: アナリストコンセンサス「買い」・目標株価2,166円(2026年5月15日)に対し、現株価2,300円はやや上回る水準。FY2027ガイダンス(売上2兆2,200億円・コア営業利益6,200億円)への評価が分かれている(D1)

過去5期 業績推移

指標FY2022(2022-03)FY2023(2023-03)FY2024(2024-03)FY2025(2025-03)FY2026(2026-03)直近出典
売上高(億円)12,96215,18616,03719,12321,392D4/F1
前年比+17.2%+5.6%+19.3%+11.9%D4/F1
営業利益(億円)※IFRS報告1,5571,330255410410※D4
コア営業利益(億円)3,9235,557F1
営業利益率(コア)20.5%26.0%F1
純利益(億円)1,2419871705072,915D4/F1
EPS(円)67.154.29.528.4約160D4/F1
ROE約19%F1/※AI推定
配当(円)5060707474D4

※FY2026 IFRS報告ベース営業利益は無形資産減損損失・特別損失等を含む。コア営業利益(5,557億円)が実力ベース指標。EPS約160円はF1データから逆算(純利益2,915億円÷発行済株式約18.2億株 ※AI推定)。


業績見通し

D4のEPS予想が全期間同値(76円)の警告あり→ 参考値扱い。FY2027会社予想はWebSearch補完(F1)。

FY2027会社予想アナリスト予想乖離
売上高22,200億円
コア営業利益6,200億円
純利益4,600億円
配当(円)80円+6円増配
EPS(円)約253円(※AI推定)目標株価2,166円(D1)

FY2027はイクスタンジ特許切れ(欧州2026年、米国2027年8月)の影響が本格化する第1年度。会社予想は増収増益を維持しているが、市場はこの移行期の業績維持可能性を注視している。


▼ 直近Q詳細 / セグメント別業績 / CF推移 / ガイダンス達成率

FY2026 通期実績(2026年4月27日発表)

指標Q3累計(4〜12月)通期実績(FY2026)前年比出典
売上収益16,013億円21,392億円+11.9%F1
コア営業利益4,421億円5,557億円+41.6%F1
純利益2,480億円(Q3累計)2,915億円+5.7倍F1

製品別主要実績(FY2026)

製品Q3累計売上(億円)前年同期比備考出典
イクスタンジ約7,000(※AI推定)高一桁%前立腺がん主力品※AI推定
パドセブ1,025超+35.9%ADC・膀胱がんF1
ビロイ266前年12億→急拡大胃がん1次治療F1

ガイダンス達成率(経営陣の見通し精度)

決算期期初コア営業利益予想実績達成率・評価出典
FY20264,900億円→上方修正5,200億円5,557億円107%・保守的F1
FY20253,923億円F1

ガイダンス評価: 保守的(上方修正バイアス) — FY2026は期初予想を大幅に上回り着地。FY2027の6,200億円予想も保守的な水準の可能性(F1)。

CF推移

詳細キャッシュフローデータはDB未収録(D4)。イクスタンジ・パドセブは処方数と売上が直結する収益構造で、非現金益の歪みは低いと推定(※AI推定)。

出所:D4(prices.db/fundamentals)、F1(WebSearch・決算短信 2026年4月27日発表)、D2(IR記事)。2026年5月19日現在。