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4502 武田  |  更新: 2026-05-19 03:32
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04 業績分析

銘柄:武田(4502) 更新日:2026年5月19日 直近決算:2026年3月期(FY2026通期)


業績評価サマリー

  1. モメンタム評価: FY2026(2026年3月期)は売上収益4兆5,057億円(前年比▲1.7%)と微減収ながら、営業利益4,088億円(前年比+19.3%)・純利益1,920億円(同+77.6%)と大幅な増益を達成。研究開発費・一時費用の正常化とCore利益率の改善が主因(F1)。ただしFY2027会社予想は純利益△13%減益と再び逆風が見込まれる。
  2. 質の評価: 武田のCore営業利益(IFRS純利益とは大きく乖離)が実態を示す主要指標。FY2026の純利益1,920億円は一時益(細胞療法開発中止に伴う損益整理含む)の影響を受けており、通常レベルの利益水準かどうか注意が必要(F1・※AI推定)。CF品質は良好と推定(無形資産償却費等の非現金費用が大きい)。
  3. アナリスト乖離: アナリスト目標株価6,899円(コンセンサス「買い」、D4)に対し現値5,249円は△23%の乖離あり。FY2027純利益予想がアナリスト予想を約26%下回る下振れとなっており、直近の下落要因となっている(F1)。

過去5期 業績推移

(単位:売上高・営業益・純利益は億円、IFRS基準)

指標FY2022(2022/3期)FY2023(2023/3期)FY2024(2024/3期)FY2025(2025/3期)FY2026(2026/3期)直近出典
売上高(億円)35,69040,27542,63845,81645,057D4・F1
前年比+12.8%+5.9%+7.5%▲1.7%D4・F1
営業利益(億円)5,4605,8783,6623,4264,088D4・F1
営業利益率15.3%14.6%8.6%7.5%9.1%D4・F1
純利益(億円)2,3013,1701,4411,0791,920D4・F1
EPS(円)145.6200.791.268.4121.5D4・F1
ROE約1.6%約2.7%※AI推定
配当(円)200200200196200D4・F1

FY2024・FY2025は研究開発費・無形資産償却費(シャイアー買収関連)が営業利益を大幅に圧迫。FY2026はCore営業利益率の改善と一部一時費用の正常化で大幅増益。ただし細胞療法開発中止による損失が一時的な純利益下振れ要因となった(F1)。


業績見通し

来期会社予想(FY2027)アナリスト予想乖離
売上高約4兆6,400億円(+3%)
営業利益約4,200億円(+3%)
純利益1,660億円(▲13%)約2,246億円(IFIS推定)ネガ乖離(▲26%下回り)
EPS
配当204円─(前期比+4円増配)

FY2027純利益予想がアナリストコンセンサスを約26%下回る下振れとなり、2026年5月13日の決算発表後に株価が下押し圧力を受けた(F1)。金融費用の増加(有利子負債の金利負担)と一時益剥落が主因とされる。


▼ 直近Q詳細 / CF推移 / ガイダンス達成率(データあれば)

直近四半期業績(FY2026 Q4実績・2026年1〜3月)

FY2026通期(2026年5月13日発表):

(FY2026 Q3累計データ:D4より)

ガイダンス達成率(経営陣の見通し精度)

決算期期中修正方向修正回数傾向出典
FY2026(2026年3月期)1回上方修正(1月)後、Q4で一部下振れ1回中立〜やや保守的D4・F1

FY2026は3Q時点で上方修正を実施したが、細胞療法開発中止に伴う損失によりQ4で下振れとなり最終的に1,920億円(修正後予想1,540億円を上回る形に)。アナリスト予想は下回った。

キャッシュフロー(推定)

傾向出典
FY2026営業CFは約7,000〜8,000億円と推定(※AI推定)。無形資産償却費等の非現金費用が大きく純利益との乖離あり。FCFプラスで有利子負債削減に活用※AI推定

利益の質: 武田のCore営業利益(社内定義の正常化利益)は公表IFRS営業利益を大幅に上回る。FY2026のCore営業利益はIFRS営業利益4,088億円に対し約9,000〜10,000億円超と推定(シャイアー買収関連無形資産償却費≒年間6,000〜8,000億円が主な差異)(※AI推定)。CF品質は良好。

出所:D4(prices.db fundamentals)、武田薬品工業FY2026決算短信(F1)、日経新聞(F1)。2026年5月19日現在。