06 株価変動要因分析
銘柄:トクヤマ(4043) 更新日:2026年5月21日 分析期間:過去1年間
主要ドライバー特定(統合判断)
第1ドライバー(最重要):
- 要因名: 業績修正・決算サプライズ(多結晶シリコン需要回復と化成品市況の複合)
- 推定寄与度: 上昇要因の約50%、下落要因の約60%
- 現在の状態: 転換点近し(FY2026最高益達成を確認。FY2027来期予想が非開示のため次のドライバーは不透明)
- 今後の注目ポイント: FY2027来期ガイダンスの公表時期・水準(次期中計と合わせての発表見込み)、および半導体用多結晶シリコンの需要継続モメンタム
最頻トリガー: 決算・業績修正(上昇7件中3件・下落7件中4件が決算関連)
トリガー分類
| カテゴリ | 件数 | 代表イベント |
|---|---|---|
| 決算・業績修正 | 7件 | 2026/1/30 下方修正▲7.83%、2026/4/28 決算▲4.62%、2026/4/30 好決算+4.65% |
| 配当・自社株買い | 0件 | ─ |
| 受注・契約・提携 | 1件 | 2026/3/25 セメント事業売却発表(関連上昇) |
| マクロ(金利・為替・指数) | 3件 | 2026/2/2▲6.96%(下方修正後追加売り)、2026/3/3〜4 マクロリスクオフ |
| 業界・テクニカル需給 | 2件 | 2026/3/6 日経平均継続採用+5.74%、2026/5/18▲4.89% |
| 記事なし(原因不明) | 3件 | 2025/12/8 +11.56%(最大上昇)、2025/9/9 +6.18%、2025/6/4 +6.01% |
▼ 主要上昇イベント(上位5件) / 下落イベント(上位5件)
主要上昇イベント(上位5件)
| 日付 | 騰落率(1日 / 5日) | 主因 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2025-12-08 | +11.56% / +9.19% | 記事なし(原因不明。半導体市況改善期待の先取り or 外資買いの可能性※AI推定) | D1 |
| 2026-04-30 | +7.56% / +5.54% | FY2026通期決算(前期比最高益)発表翌々日の買い戻し | D1/D2 |
| 2025-09-09 | +6.18% / +7.57% | 記事なし(半導体市況改善・円安局面と重なる※AI推定) | D1 |
| 2025-06-04 | +6.01% / +6.73% | 記事なし(原因不明。化学品セクター買い局面か※AI推定) | D1 |
| 2026-03-06 | +5.74% / ▲7.75% | 日経平均定期銘柄入れ替え「継続採用」決定(需給懸念後退)+H2ほっかいどう出資報道 | D2 |
主要下落イベント(上位5件)
| 日付 | 騰落率(1日 / 5日) | 主因 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2026-01-30 | ▲7.83% / ▲10.90% | 3Q決算発表と同時に通期業績下方修正(営業利益415億→390億円)、化成品市況悪化 | D2 |
| 2026-03-09 | ▲7.24% / ▲12.48% | 半導体関連セクター全般の調整(米国市場リスクオフ)。直前の日経採用上昇後の利食い | D1/※AI推定 |
| 2026-03-04 | ▲7.13% / ▲11.45% | マクロリスクオフ(グローバル市場調整)。化学品セクター連れ安 | D1/※AI推定 |
| 2026-02-02 | ▲6.96% / ▲16.04% | 1/30下方修正後の追加売り。みんかぶ売り予想集中・空売り増加 | D2 |
| 2026-04-28 | ▲4.62% / ▲3.25% | FY2026決算発表当日下落(IFISコンセンサス▲4.6%未達+FY2027予想非開示) | D2 |
▼ 株価上昇要因(合計100点) / 下落要因(合計100点)
株価上昇要因(合計100点)
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 多結晶シリコン需要回復・AI関連増販 (業績/電子先端材料) → AI投資拡大→半導体増産→多結晶Si需要増→利益率急拡大(FY2026 +186.8%) | 45点 継続中 | D2/F1 |
| 業績上振れサプライズ (業績/決算) → 市況回復局面では会社保守予想超過しやすく株価急騰。FY2026通期8期ぶり最高益 | 20点 一過性(都度) | D1/D2 |
| セメント事業ポートフォリオ転換評価 (企業固有/戦略) → 重複事業売却→ROE改善・成長投資集中→PBR再評価。約370億円の売却資金が具体化 | 20点 継続中(移行期) | D2/F1 |
| 日経平均採用・需給改善 (需給) → インデックスファンドの継続買い。2026年3月の継続採用で需給懸念後退 | 15点 継続中 | D2 |
| 合計 | 100点 |
株価下落要因(合計100点)
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 業績下方修正リスク・FY2027予想非開示 (業績) → 化成品市況悪化が業績に直撃。FY2027ガイダンス非開示で次期利益の可視性が低い | 40点 中期(ガイダンス公表まで) | D2/F1 |
| マクロリスクオフ・半導体サイクル不安 (マクロ) → 米国金利・関税・AI投資見直し懸念がセクター全体を下押し | 30点 一過性〜中期 | D1/※AI推定 |
| 半導体在庫調整 (業界) → メモリ・ウェーハの在庫積み上がり局面で多結晶Si出荷量が圧縮され業績下振れ懸念 | 20点 一過性(サイクル依存) | D2/F1 |
| セメント撤退コスト顕在化 (業績/構造) → 製造設備の減損・撤退費用が発生した場合の一時的利益圧迫リスク(2028年度めど) | 10点 一過性 | D2 |
| 合計 | 100点 |
出所:D1(prices.db signals)、D2(ir.db 記事・IR開示)、D3(news.db、直近2週間影響なし)、F1(IRBank・Yahoo!ファイナンス)、※AI推定含む。2026年5月21日現在。