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4021 日産化  |  更新: 2026-05-26 03:03
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03 事業概要

銘柄:日産化学(4021) 更新日:2026年5月26日

事業概要(3行サマリー)

農薬・半導体材料・卸売・化学品・ヘルスケアの5セグメントを持つ特殊化学品メーカーで、国内農薬最大手かつ半導体フォトリソグラフィ向けスピンオンカーボン(SOC)材料でグローバル有力ポジションを確立している。機能性材料セグメントが全社営業利益の約46%を稼ぎ出し、2025/03期営業利益率39.4%・2026/03期は利益率さらに上昇と突出した収益性を誇る。中長期の成長ドライバーはAI・HPC向け先端ロジック半導体の量産拡大に伴うSOC材料・BARC需要の加速であり、2025〜2027年の中計StageⅡで最終年度売上2,930億円・営業利益650億円を目指す。


セグメント別収益構成(2026年3月期)

セグメントデータはirbank取得(2025/03期確定値)および2026/03期通期実績(売上2,795.86億円・OP635.52億円)から補完。2026/03期の「その他」セグメント売上155億(+35.7%)・営業利益20.4億(+243.1%)のみ確認済み。その他セグメントの詳細数値は取得済み。連結売上・利益と各セグメント合計の乖離は本社費用・消去による。

2025年3月期(確定値・フル表):

セグメント売上高構成比営業利益利益構成比利益率出典
農業化学品707億円25.5%256億円42.1%36.2%F1
機能性材料736億円26.5%290億円47.7%39.4%F1
卸売904億円32.6%40.9億円6.7%4.5%F1
化学品252億円9.1%1.8億円0.3%0.7%F1
ヘルスケア59億円2.1%18.9億円3.1%32.0%F1
その他115億円4.1%0.6億円0.1%0.5%F1
セグメント合計(消去前)2,773億円100%608億円100%21.9%
連結(消去後)2,514億円568億円22.6%D4

セグメント合計と連結の差(売上259億・利益40億)は社内取引消去・本社管理費用按分によるもの。

機能性材料+農業化学品の2セグメントで全社利益の89.8%を創出。卸売は売上首位だが利益率4.5%で収益構造上の低収益事業。

2026年3月期(通期確定・連結ベース):

指標実績前期比出典
売上高2,795.86億円+11.2%F2
営業利益635.52億円+11.8%F2
営業利益率22.7%+0.1ptF2

3期連続最高益更新。機能性材料(半導体材料)の好調が全社を牽引。「その他」セグメントは155億(+35.7%)・営業利益20.4億(+243.1%)と大幅増(F1)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去4期(2022〜2026/03)の営業利益率22〜25%圏で安定推移。2026/03期は635億(+11.8%)と3期連続最高益を更新し、SOC材料需要の構造的強さが確認された(D4、F2)。ROE推計17〜19%台を維持。
  2. 競争優位の方向性: SOC・BARC分野は先端ノードの高度化とともに技術要件が上昇し参入障壁が強化中。農業化学品は2027年までに新製品4品目の上市計画(除草剤2種・殺ダニ剤1種・殺虫剤1種)で国内シェア1位維持を目指す(F2、※AI推定)。
  3. 株価との関係: PER22.7×・PBR4.21×(2026/05/25時点、D4)はROE18%超・営業利益率22%超の高収益を反映。アナリスト目標株価6,376円(2026/05/22時点、D4)に対して現値7,326円は+15%上回り、決算評価で上方シフト済み。やや割高感があるものの成長トレンドが続く限り正当化されうる(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別):

地域別: 国内中心。機能性材料は台湾・韓国の半導体ファウンドリ向け輸出が主力(具体的構成比は取得不可)

中期経営計画(StageⅡ:2025〜2027年度):

出所:irbank.net セグメントデータ(F1)、prices.db fundamentals(D4)、WebSearch(F2)。2026年5月26日現在。