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4005 住友化  |  更新: 2026-05-25 03:30
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03 事業概要

銘柄:住友化(4005) 更新日:2026年5月25日

事業概要(3行サマリー)

住友化学は総合化学メーカーとして石化・農薬・ICT素材・ライフサイエンスの4領域で事業展開し、連結売上2.3兆円規模(FY2026)を有するプライム上場大手である(D4)。独自の強みはArF液浸フォトレジストで世界首位クラスのシェアを持つICT&モビリティ部門と、アジア・アフリカ等新興国市場で農薬販売を展開するアグロ&ライフ部門にあり、2026年5月には広栄化学の完全子会社化(株式交換)も実施した(D2)。中長期の成長ドライバーは2025〜27年中計「Leap Beyond」の下、ICT・農薬への経営資源集中と、エッセンシャル&グリーンマテリアルズのグリーン化学・循環型素材への転換である(D4・D2)。


セグメント別収益構成(直近決算期:2026年3月期)

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益率出典
エッセンシャル&グリーンマテリアルズ8,990億円34.5%▲585億円-6.5%D2
ICT&モビリティソリューション6,070億円23.3%706億円11.6%D2
アグロ&ライフソリューション5,402億円20.7%550億円10.2%D2
住友ファーマ3,980億円15.3%353億円8.9%D2
アドバンストメディカルソリューション621億円2.4%40億円6.4%D2
その他999億円3.8%669億円─※2D2
合計(連結)26,062億円100%1,733億円6.6%

※セグメント利益(irbank取得値、FY2025期ベース)。連結営業利益1,930億円(D4)との差(約200億)は本社費用・消去による(IFRS構造)。利益構成比・利益率は絶対値から手動計算。

※2「その他」の利益率は本社コスト配賦逆転等の影響と推定(※AI推定)のため参考値。

FY2026(2026年3月期)の通期セグメント別数値はirbank未更新(2026年5月25日時点)。上表はFY2025期(2025年3月期)ベース。連結全体でFY2026は売上2兆3,285億円、コア営業利益2,084億円、純利益609億円(D4・F1)。

エッセンシャル&グリーンマテリアルズ(石化・基礎化学)が唯一の赤字セグメント。ナフサ高騰と需要低迷が慢性化しており、連結収益を圧迫している。ただしPP・LLDPE事業統合(2026年4月完了)でコスト削減が進む見込み。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: ICT・農薬の2セグメントは利益率が安定しており構造的収益源。FY2026コア営業利益が2,084億(FY2025の2.7倍相当)まで回復し、石化赤字の影響を吸収できるかが鍵(D4・F1)
  2. 競争優位の方向性: ICTフォトレジストはAI・HBM向け半導体需要に追い風で差別化が拡大中。農薬は競合アグロケミカル大手との規模格差を考慮すると相対的に安定維持(※AI推定)
  3. 株価との関係: PBR1.06倍(D4)はROE回復(FY2025実績4.3%)を踏まえると概ね適正。FY2027に向けたコア営業利益2,150億予想が実現すれば追加の再評価余地あり。PER15.0倍は中期回復シナリオを部分的に織り込んだ水準(※AI推定)

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別):

中期経営計画(2025〜27年度 「Leap Beyond ~成長軌道へ回帰~」):

出所:irbank.net(D2)、prices.db fundamentals(D4)、住友化学 FY2026通期決算(F1:2026年5月14日開示)。2026年5月25日現在。