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4004 レゾナック  |  更新: 2026-05-21 08:28
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目次

03 事業概要

銘柄:レゾナック(4004) 更新日:2026年5月21日


事業概要(3行サマリー)

レゾナック・ホールディングスは旧昭和電工・昭和電工マテリアルズの統合により2023年に誕生した総合化学メーカーで、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル、クラサスケミカルの5セグメントを展開し、日本・アジア・欧米を網羅するグローバル事業体。独自の強みは半導体後工程材料(エポキシ封止材・銅張積層板・感光性フィルム)とCMPスラリー(STI用スラリーはグローバル販売金額1位)に象徴される多品目シェアで、顧客インテグレーション型の「機能統合提案」が高い乗換コストを生む。中長期の成長ドライバーは生成AI向け先端半導体パッケージング需要の拡大で、後工程材料(ABF銅張積層板・ダイボンディング材)はAIアクセラレーター搭載サーバー普及に直結し、2026年1Q単独で半導体・電子材料の営業利益が前年同期比74%増となるなど急加速中。


セグメント別収益構成(2025年12月期)

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益率出典
半導体・電子材料5,063億円37.6%1,084億円21.4%D2
モビリティ1,784億円13.2%44億円2.5%D2
ケミカル1,744億円12.9%▲55億円赤字D2
クラサスケミカル3,003億円22.3%47億円1.6%D2
イノベーション材料922億円6.8%104億円11.3%D2
その他955億円7.1%44億円4.6%D2
合計(連結)13,471億円100%D4

※セグメント利益はIFRS基準のセグメント別利益。連結営業利益467億円(2025年12期)とは定義が異なる(本社費用・セグメント間消去が含まれるため合算値と乖離する)。

半導体・電子材料セグメントは利益率21%超と突出しており、AIインフラ投資拡大に伴う後工程材料・CMPスラリーの数量増・単価改善が主因。ケミカルセグメントはエネルギーコスト高と需要軟化で引き続き赤字。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 半導体・電子材料セグメントの利益率は21%超(2025年12月期)かつ2026年1Qも拡大継続。連結営業利益は2026年12月期に1,050億円(前期比+2.3倍)へのV字回復が会社計画。ただしケミカルセグメントの赤字継続と有利子負債が全体ROEの重石となっており、事業ポートフォリオ整理の進捗が持続性の鍵(D4/F1)。
  2. 競争優位の方向性: CMPスラリー・後工程封止材は先端AI向け需要でシェア拡大フェーズにあり、競合(CMC Materials等)との差は技術開発速度・顧客ロックインで拡大中。一方でモビリティ・ケミカルは差別化が薄く縮小方向(※AI推定)。
  3. 株価との関係: 2026年5月20日終値15,910円、PER約99倍・配当利回り0.41%(D1)。超高PERは「2026年12月期純利益2.7倍(770億円)」のV字回復期待と半導体材料事業の長期成長を先行織り込んだ水準。1Q上方修正で上期利益を90%引き上げた会社計画の着地次第でPER正当化されうる一方、現状水準は割高圏との見方もある(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

半導体・電子材料:

モビリティ:

イノベーション材料:

ケミカル / クラサスケミカル:

地域別売上構成(推定):

地域売上比率出典
日本約45%※AI推定
アジア(中国・韓国・台湾含む)約35%※AI推定
欧米その他約20%※AI推定

詳細地域別数値はIR資料未確認のため推定値。半導体顧客の主要拠点(台湾・韓国)向け売上比率が高い。

中期経営計画(最新):

出所:レゾナック決算短信(F1)、株探(F2)、irbank(D2)。2026年5月21日現在。