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3401 帝人  |  更新: 2026-05-25 03:03
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03 事業概要

銘柄:帝人(3401) 更新日:2026年5月25日

事業概要(3行サマリー)

帝人は繊維・製品、マテリアル(炭素繊維複合材料・ポリカーボネート等)、ヘルスケア(在宅医療・医薬品)を擁する総合素材・ヘルスケア複合企業で、国内外に幅広く事業展開している。高機能素材ではアラミド繊維「トワロン」(防護・タイヤ補強用途)や炭素繊維複合材料(航空機・自動車向け)に技術的強みを持ち、ヘルスケア事業では在宅酸素療法サービスで国内トップクラスのシェアを有する(※AI推定)。2026年5月に発表した中期経営計画2026-2028では繊維・製品を次の成長ドライバーと位置づけ、マテリアル事業の構造改革とヘルスケア事業の希少疾患・難病領域への絞り込みを推進する方針で、FY2026(2026年3月期)の880億円純損失からの黒字回復が喫緊の課題となっている。


セグメント別収益構成(直近決算期:2026年3月期)

データ取得手順: get_irbank_segment.py にて取得済み(F1)。2026/03期の売上・利益データは一部のみ確認可能(マテリアルのみ)。主要セグメント数値はWebSearchで補完(F5)。

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
繊維・製品
マテリアル─(前期比▲19.7%)46億円F1
ヘルスケア
その他
合計(連結)8,732億円100%F5

※セグメント利益は事業利益ベース(IFRS)。2026年3月期の連結事業利益は258億円(前期比-6.6%)。営業損失は-707億円。純損失は880億円(大規模減損損失計上)。

※irbank取得データではセグメント個別数値が2026/03期は限定的なため完全表は作成不可。

参考(前期2025年3月期・直近完全データ):

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
繊維・製品3,519億円35.0%178億円48.6%5.1%F1
マテリアル4,593億円45.7%60億円16.4%1.3%F1
ヘルスケア1,370億円13.6%57億円15.6%4.2%F1
その他573億円5.7%71億円19.4%12.4%F1
合計(連結)10,055億円100%366億円100%3.6%

※2026年3月期は売上収益8,732億円(前期比-13.2%)と大幅減収。マテリアルセグメントが売上-19.7%・事業利益98%減と業績悪化の主因(F1/F5)。

マテリアルは最大売上シェアながら利益率は極めて低く、ナフサ等原材料価格の影響を直接受ける。繊維・製品が利益貢献度首位。「その他」の高利益率はエネルギー・IT等の安定収益事業を含むため(※AI推定)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期の営業利益率はFY2022 (+4.8%)からFY2026では大幅赤字と低落。FY2027以降は中期計画通り繊維・製品の収益拡大とヘルスケア集中により黒字回復を目指すが、実現には不確実性が高い(D4/F5)。
  1. 競争優位の方向性: アラミド繊維・在宅医療等の高付加価値分野では技術的優位性を維持しているが、マテリアル事業の急速な採算悪化と大規模減損が財務的裏付けを侵食。中計に沿った構造改革の成否が優位性の方向性を決める局面(F5)。
  1. 株価との関係: PBR 0.70倍と純資産以下での取引(D4)。ROE・営業利益率が低迷する現状ではバリュートラップリスクが高く、中期計画による黒字回復シナリオへの期待分が株価に織り込まれている状態(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別):

地域別売上構成: データ取得不可(irbank WebFetchにて地域別数値なし)

中期経営計画2026-2028(2026-05-11発表):

出所:irbank.net(F1)、prices.db fundamentals(D4)、WebSearch(F5)。2026年5月25日現在。