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2801 キッコマン  |  更新: 2026-05-24 03:03
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03 事業概要

銘柄:キッコマン(2801) 更新日:2026年5月24日

事業概要(3行サマリー)

しょうゆを核とする食品・飲料メーカーで、国内外に食料品製造・販売と卸売事業を展開し、海外売上比率が約78%を占める食品企業。海外食料品製造・販売セグメントの利益率が23.6%(2026-03FY)と突出しており、北米・欧州60ヶ国以上での自社ブランドしょうゆによるプレミアムポジションが競争優位の中核。中長期成長ドライバーは北米・欧州での健康志向需要の高まりによるしょうゆの用途拡大と、海外製造拠点の生産能力増強(北米・欧州工場拡張)による利益率維持。


セグメント別収益構成(直近決算期:2026年3月期)

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
海外食料品製造・販売1,735億円23.3%409億円49.8%23.6%F1
海外食料品卸売4,329億円58.1%307億円37.4%7.1%F1
国内食料品製造・販売1,601億円21.5%99億円12.0%6.2%F1
国内その他74億円1.0%12億円1.5%16.2%※AI推定
合計(連結)7,455億円100%821億円100%11.0%

※セグメント利益はIFRS事業利益ベース。連結営業利益759億円(利益率10.2%)とは調整項目により定義が異なる。

海外食料品製造・販売の利益率23.6%が突出している理由:自社ブランドしょうゆの高付加価値製造+北米生産拠点の規模効率。卸売は薄利多売構造(7.1%)。

国内その他利益率(16.2%)はAI推定(FY2025比率を踏まえた概算)。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 営業利益率は過去4期で9.8%→10.2%に改善傾向。ROE(純利益÷自己資本推計)は12.1%前後で安定。FY2026は増収増益ながら純利益微減となり、為替・コスト圧力の影響が出始めている。(D4)
  2. 競争優位の方向性: 海外製造セグメントのブランド優位は継続しているが、利益率がFY2025の27.7%からFY2026の23.6%へ低下しており、コスト圧力または競合の台頭に注意が必要。海外卸売は依然として薄利構造。(F1、D4)
  3. 株価との関係: PER21.9・PBR2.60はROE12%前後に対し"成長プレミアム込み"の適正水準。アナリスト目標株価1,492円(現値1,426円)との乖離は4.6%でほぼ適正評価。来期ガイダンスが増収増益を維持している点はポジティブ。(※AI推定、D4)

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

出所:IRBank・Japan IR(F1)、prices.db fundamentals(D4)。2026年5月24日現在。