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2502 アサヒ  |  更新: 2026-05-18 08:25
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03 事業概要

銘柄:アサヒ(2502) 更新日:2026年5月18日


事業概要(3行サマリー)

アサヒグループホールディングスは、日本・欧州・オセアニア・東南アジアにビール・飲料・食品事業を展開するグローバル消費財グループで、連結売上約2兆9,400億円のうち約55%を海外が占める。国内では「アサヒスーパードライ」でビール類シェア首位を維持し、欧州ではPeroni・Pilsner Urquell等プレミアムブランドを展開、2024年12月期欧州営業利益率は8.4%で前年比改善を継続している。2026年10月の酒税改正(新ジャンル廃止)によるビール回帰需要の取り込みと、欧州プレミアムブランドのグローバル展開加速が中期の主要成長ドライバーである。


セグメント別収益構成(直近決算期)

データ出所: get_irbank_segment.py(D4: irbank取得済み)。2024年12月期(FY2024)実績。セグメントは欧州・日本・オセアニア・東南アジア・その他の5区分。[WARN]「値の逆転候補: 9億/570億」はirbank表記上の集計差(小数切り捨て)と判断。連結営業利益2,691億 vs セグメント合計概算2,619億で乖離72億(調整・消去分)。

セグメント売上収益構成比営業利益①利益構成比利益率出典
欧州7,798億円26.5%658億円24.4%8.4%D4
日本13,514億円46.0%1,363億円50.6%10.1%D4
オセアニア7,134億円24.3%818億円30.4%11.5%D4
東南アジア654億円2.2%17.8億円0.7%2.7%D4
その他265億円0.9%38.4億円1.4%14.5%D4
調整・消去▲104億円※推定
合計(連結)29,365億円100%2,691億円100%9.2%D4

①利益列は営業利益ベース。連結売上収益29,394億円(D4)とは端数・セグメント間調整により数億円の差が生じる。

※日本セグメントは酒類・飲料・食品を含む国内全事業。オセアニアはCUB(豪州ビール・飲料)。

日本の営業利益率10.1%(+1.9pt YoY)が最も高く、欧州8.4%(-0.2pt)、オセアニア11.5%(-2.3pt)。オセアニアは利益率が前年比大幅低下しており豪州消費低迷の影響が顕在化。


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: FY2021〜FY2024の営業利益率は8.6%→9.2%へ緩やかに改善し、利益水準の持続可能性は概ね良好。ただしFY2025は1-9月累計で営業利益▲18%と一時的に逆行(サイバー攻撃・豪州不振・原材料高が重複)。ROEは約7%台で停滞しており、M&A負債消化中は大幅な改善余地が限定的(※AI推定)。
  2. 競争優位の方向性: 欧州プレミアムブランドは市場シェアを維持・拡大しており優位は継続方向。国内は酒税改正を追い風にシェア首位を堅持する公算。豪州CUBは競合激化・消費低迷で優位が縮小傾向。
  3. 株価との関係: 現在のPBR0.84倍・PER10.7倍(D4実績ベース)は割安圏。ROE約7%・営業利益率9%の水準に対しては概ね割安〜適正と判断できるが、業績底打ち確認前に大きくバリュエーション修正が進む可能性は低い(※AI推定)。

▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

主要製品・サービス(セグメント別)

日本事業(酒類・飲料・食品)

欧州事業

オセアニア事業

東南アジア

中期経営計画

1. プレミアム・ブランド強化(Peroniのグローバル展開、スーパードライ輸出拡大)

2. ノンアル・低アル市場の開拓(日本・欧州双方)

3. 2026年酒税改正対応(新ジャンル廃止→ビール回帰促進)

4. カーボンニュートラル2050年達成に向けた環境投資

5. 自社株買い・配当増額など株主還元強化

出所: D4(irbank セグメントデータ取得済)、アサヒグループHD IR資料(F5)。2026年5月18日現在。