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2282 日ハム  |  更新: 2026-05-19 03:09
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03 事業概要

銘柄:日本ハム(2282) 更新日:2026年5月19日

事業概要(3行サマリー)

日本ハム(ニッポンハムグループ)は食肉・加工食品を主軸とする国内最大級の総合食品企業で、垂直統合型の食肉事業(鶏・豚・牛の一貫生産から流通・加工まで)を軸に北米・オーストラリア・東南アジアにも展開する。2026年3月期に売上高1.46兆円・事業利益683億円を達成しており、従来の中計最終目標(610億円)を2年前倒しで超過達成した点に垂直統合ビジネスモデルの収益改善力が表れている。中長期の成長ドライバーは北米加工品の販売拡大・ボールパーク事業(利益率14%超)の収益基盤化・国内加工事業の高付加価値シフトであり、株式分割(2026年5月)と増配(135→160円)による資本政策の強化も進む。


セグメント別収益構成(直近決算期)

直近期:2025年3月期(FY2025/3) ※FY2026/3実績はセグメント別未開示(2026年5月時点)

セグメント売上高構成比セグメント利益※利益構成比利益率出典
食肉事業本部7,584億円55.3%289億円61.0%3.8%D2/F2
加工事業本部3,922億円28.6%107億円22.6%2.7%D2/F2
海外事業本部1,924億円14.0%45億円9.5%2.3%D2/F2
ボールパーク事業238億円1.7%34億円7.2%14.3%D2/F2
合計(連結)13,706億円100%473億円100%3.5%

※セグメント利益(IFRS事業利益ベース)。連結営業利益(D4)359億とは定義が異なる。

FY2026/3の連結実績:売上高1兆4,574億円(+6.3%)、事業利益683億円(+90.3%)。セグメント別内訳は5月開示待ち。(出典:F1 WebSearch)


強み・弱み

強み:

弱み:


競争優位の耐久性評価

  1. 持続可能性: 過去5期の営業利益率は0.9%(FY2023底)→2.6%(FY2025)→※AI推定 4.5〜5%水準(FY2026)と急回復トレンド。食肉相場・加工構造改革・ボールパーク成長が重なる構造。ただし食肉事業は原料・相場感応度が高く、来期も同水準維持できるかは不確実。
  2. 競争優位の方向性: 伊藤ハム米久HD(2284)との競合では、ボールパーク事業という差別化資産と垂直統合の深度で優位を拡大中。ただし加工事業の利益率格差縮小には構造改革の継続が必要。
  3. 株価との関係: 現在PER17.7倍・PBR1.11倍。FY2026実績EPS(推計350億/1.05億株≒推計334円程度)ベースでのPER18倍は収益改善を先取り済み。アナリスト目標株価7,533円に対し現値6,099円は▲19%のディスカウント。ROE改善(5.5%→想定8%へ)が確認されれば再評価余地あり(※AI推定)。
▼ セグメント内訳・地域別・中計(詳細)

食肉事業本部(主要製品)

加工事業本部(主要製品)

海外事業本部

地域別売上構成(概算・FY2025)

地域売上構成比
日本約86%
北米約9%
オーストラリア・その他約5%

中期経営計画2026(進捗)

出所:日本ハム2025年3月期決算短信(D4/F2)、irbank.netセグメントデータ(F2)、WebSearch 2026年3月期実績(F1)。2026年5月19日現在。