06 株価変動要因分析
銘柄:清水建設(1803) 更新日:2026年5月22日 分析期間:過去1年間
主要ドライバー特定(統合判断)
- 第1ドライバー(最重要): 好決算→出尽くし売り→下落局面
- 要因名:FY2026本決算の34期ぶり最高益(2026年5月12日発表)/ 推定寄与度:変動の約60% / 現在の状態:発表後に急騰(+10.67%)→翌日から急落(-9.75%、-6.22%)と出尽くし売りが継続中
- 今後の注目ポイント:FY2027会社予想(売上+12.3%・営業利益+28.9%・配当77円)に対してアナリスト評価がどう変化するか。目標株価の引き上げが株価の底打ちトリガー
- 第2ドライバー: 3月の株式売り出し需給悪化(解消済み)
- 要因名:1,413万株の株式売り出し(2026年3月発表・3月完了)/ 推定寄与度:下落要因の約30%
- 現在の状態:オーバーハング解消済み。MSCI採用(2026年2月)による機関投資家フローは継続中
- 今後の注目ポイント:主要機関投資家の保有比率変化(大量保有報告書)
- 最頻トリガー: 決算・業績修正(好決算日に集中する大出来高と急騰、その後の出尽くし)
トリガー分類:
| カテゴリ | 件数 | 代表イベント |
|---|---|---|
| 決算・業績修正 | 5 | 2026-05-12 +10.67%(FY2026本決算・34期ぶり最高益)、2026-02-06 +4.70%(Q3好決算) |
| 配当・自社株買い | 1 | 2026-04-24 上方修正・増配発表(業績修正+5円増配) |
| 受注・契約・提携 | 0 | IR記事なし |
| マクロ(金利・為替・指数) | 2 | 2026-04-28 +9.42%(市場全体反発)、2026-04-08 +6.51% |
| 業界・規制動向 | 1 | MSCI採用(2026年2月)機関投資家フロー |
| 記事なし(原因不明) | 2 | 2025-11-13 +6.50%、2026-02-03 +6.43% |
| 需給(売り出し・出尽くし) | 5 | 2026-05-13 -9.75%・2026-05-14 -6.22%(本決算後出尽くし)、2026-03-09 -6.56%(売り出し発表) |
▼ 主要上昇イベント(上位5件) / 下落イベント(上位5件)
主要上昇イベント(上位5件):
| 日付 | 騰落率(1日/5日) | 主因 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | +10.67% / +14.06% | FY2026本決算・34期ぶり最高益・5円増配発表(純利益1,266億) | D1、D2 |
| 2026-04-28 | +9.42% / +14.97% | 米中貿易摩擦緩和期待・市場全体の急回復 | D1 |
| 2026-02-05 | +7.86% / +15.17% | FY2026 Q3好業績期待の事前買い・好決算織り込み | D1 |
| 2026-04-08 | +6.51% / +3.49% | 市場全体反発(米中貿易交渉期待) | D1 |
| 2025-11-13 | +6.50% / +13.49% | 記事なし(原因不明)、機関投資家ポジション構築の可能性 | D1 |
主要下落イベント(上位5件):
| 日付 | 騰落率(1日/5日) | 主因 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | -9.75% / +4.37% | 好決算後の出尽くし売り・利益確定(翌営業日) | D1 |
| 2026-03-09 | -6.56% / -14.39% | 1,413万株の株式売り出し発表・全面安地合い重複 | D2 |
| 2026-05-14 | -6.22% / -4.07% | 出尽くし売り継続(決算後2日目) | D1 |
| 2026-03-19 | -6.21% / -6.96% | 売り出し価格確定・需給悪化継続 | D2 |
| 2026-05-20 | -5.65% / -17.0% | 決算後の出尽くし売り継続・全般的なリスクオフ | D1 |
▼ 株価上昇要因(合計100点) / 下落要因(合計100点)
上昇要因(合計100点):
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 業績回復・最高益達成 → FY2026純利益1,266億・EPS約187円(34期ぶり最高益)→ 割安感解消・見直し買い | 45点(中〜高) | D4、F1 |
| 増配・株主還元強化 → 配当38円→FY2027は77円へ大幅増額 → 利回り投資家の買い継続 | 25点(高) | F1 |
| MSCI採用 → 機関投資家の指数連動買い → 継続的なフロー流入 | 15点(中) | D2 |
| AIデータセンター・物流施設需要拡大 → 高付加価値受注増 → 利益率改善期待 | 10点(中) | ※AI推定 |
| 市場全体回復(マクロ) → 建設セクターへの資金流入 | 5点(低) | D1 |
| 合計 | 100点 |
下落要因(合計100点):
| 要因(カテゴリ)→ メカニズム | 重み(持続性) | 出典 |
|---|---|---|
| 好決算後出尽くし売り → 本決算発表後3営業日で▲20%超の下落 → 高値掴み投資家の利確連鎖 | 40点(一時的、継続中) | D1 |
| 株式売り出し(需給悪化) → 1,413万株の大量売り出し → 短期的な需給悪化(3月完了・解消済み) | 20点(解消済み) | D2 |
| アナリスト目標株価水準での上値抵抗 → 目標株価2,567円近辺が上値抵抗となり利益確定売りを誘発 | 20点(中) | D4 |
| 建設コスト高騰リスク → 資材・労務費上昇 → 利益率再悪化懸念 | 15点(中〜高) | ※AI推定 |
| マクロ環境悪化(金利・景気) → 建設投資抑制 → 受注減少懸念 | 5点(低〜中) | D1 |
| 合計 | 100点 |
出所:D1(signals)、D2(ir.db)、D3(news.db)、※AI推定含む。2026年5月22日現在。